【募集企画】東方幻想記録物語 22巻 (ページ44)

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寄り道の途中で見つけた少女　　バレンタインページ44

「今日はいい紅茶の茶葉が買えたわね！！家に帰ってお姉様と飲みましょうっと！」

今日はお姉様から頼まれたおつかい。紅魔館に行って、咲夜から紅茶をもらってくること。
今は気分がいいので、いつもと違う道を通って帰る。
確か、外来人達のおうちがある場所。私は別に外来人たちに興味はないが、お姉様や霊夢達が話していたから行ってみる。

「ふーん、ここが外来人達の……って、誰！？」

家の前に座り込んでいる少女がいた。この子も家の住人なのだろうか。

「あ！あんた、ここの家の人？」

「いや、私は違うわよ。」

「なんだよ！！ちょっと期待して損したじゃねえか！」

(突然姿が変わった……。これはどういう現象なのかしら？)

「ねぇ、それってどういう原理なの？どうして突然姿や性格が変わったりするの？」

「知らねえよ！そんなこと言ってねぇで自己紹介くらいしろ！腹立たしい！」

(随分と口が悪い子なのね……。)

「……バレンタイン・マーガトロイド。幻想郷の住人よ。」

「へー、ここ、幻想郷って言うんだね。」

「……。その口振りからして、貴方、きっと外来人なのよね？」

「良く分からないけど、多分そうだよー。」

「住むところは？」

「ないからここでずっとここで待ってるんだよ！！」

「そうなのね。とはいえ、私、外来人に知り合いがいないのよね。だから、何もしてあげることができないわ。ごめんなさいね。

まぁ、そろそろ私は帰るわね。大事な大事なお姉様を待たせているから。帰り道で外来人に会ったら言っておくわ。」

「もう行くの……。哀しい……。」

「また会いましょう。」

「ありがとう……。」

「貴方みたいな素敵な人と会えて、とっても喜ばしいわ～！」

そう言って私は名も知らぬ外来人達(？)と別れた。
もし今度見つけたら話しかけてみようと思う。
　
　
　
　
　
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超高校級のレタスと申します！企画に参加して初めて更新させていただきました！
うp主こと東方好き死神まお様のキャラをお借りして製作しました。
口調など間違いがありましたら訂正していただけると凄く助かります……！！
そして、一軒家組じゃないのに書いてすみません……。やってみたかったんです！！

こんな作者ですが、これから、何卒よろしくお願い致します！