【募集企画】東方幻想記録物語 22巻

宴会　ハル ページ24

「わぁ……人多いな……」

なんとかという程酷くはありませんでしたが、なんとか復帰してやって来ました。宴会に。
やっては来ましたが、こっそりひっそり影から見るだけで、中々一歩前に出れません。この意気地無し。

でも、食べたりはしてませんが、ここからでもゆっくり楽しめそうなのでここで座ってのんびり眺めながら堪能することにします。僕あんまりこういうの好きじゃないし……。
好きじゃないとは違うか。好きだけど苦手？

皆さん和気藹々と楽しんでいて、ほっこりします。
ただちょっと不穏な動き？ 挙動不審のような人がちらほら見かけられます。
緊張してるのかな……。


そういえば、僕これからどうしよう。
記憶もほぼないし、ここの常識まだわかりきってないし、僕が持ってる能力みたいなこれもよくわかんないし。
わからないことだらけだ。どうしよう。

まぁ、そんなに困ることばっかじゃないし……ここのルールを覚えれればとりあえずはなんとかなるでしょう。
この能力みたいなのだって、特に僕に対して害はないし、むしろいろんなことから守ってくれる……。ちょっと困惑するけど。

皆が白くなってるとか、変な音が聞こえるたか云ってるのに僕には普通に見えちゃったり聞こえちゃったりしてるの……地味に困る。
その場の状況がわからないのは結構困る……。

まぁ、守ってくれるものだからで済ませよう。
それに、今は変なことで悩むよりも宴会楽しんだ方が断然良いですしね。
眺めるだけだけど

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