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ステップ1、日本語を喋ろう 宰華 ページ4

「どっどどっどこここぉ!?」

道外れの森で、私は宛ら壊れた玩具の様にキョドっていた。
ということでやあみんな、私は栗成宰華。現代を生きていた筈(・・・・・・)のただの東方好きです。

んでもってここはどこなん?

さっきまで私某失われた言葉(LostWord)で周回してた筈・・・

「あ、スマホ!?」

そこまで行動を思い出してハッとし、慌てて服のポケットというポケットに手を突っ込んで確認する。しかし、どこを確認しても現代人の武器である板は見つからない。

「何なんだよぉぉぉぉぉ!?」

土下座の様な格好で地面に蹲る。いやしょうがないじゃん、いつも通り生きてたら急に変なところに飛ばされたんやで?しかも文明の力すら無くなってるし()

(あぁぁもうどうすりゃ・・・あ!?)

その瞬間、1番大切な事を思い出してエグい速度で懐のポケットを確認する。何かに手が当たる感触がして慌てて取り出すと、それは私の一番の心の拠り所である稀神サグメ様のフィギュアだった。

「・・・うあぁぁ・・・良かった・・・サグメ様ぁぁぁ・・・」

蹲ったまま、フィギュアをぎゅっと握りしめる。何を隠そう、私は日本で一番稀神サグメを愛していると胸を張って言えるレベルにはサグメ様オタクなのだ。

「ああ良かった・・・とりあえずフィギュア(これ)があれば何とか生きていける・・・」

半泣きで呟くが、まだ油断は出来ない。何せここはどこかも判らない場所、もしフィギュアが傷つく事があっては大変だ。サグメ様の御体を汚したとなれば即刻命を以て償わなければならない。

(とりあえず探索するか・・・ていうか森から抜けたい・・・)

体制を整えて立ち上がった、その時。

ガサッ

どう考えても誰かいるであろう、木々が擦れる音がした。

サグメ信者と激重兄妹 四十里野栞→←第八戦:神も仏も踏み潰し ノルン



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フウ(プロフ) - 続編完成しました!【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kazami13355/】続編第一話に不満があればお願いします…! (2023年4月25日 22時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 更新しました。ついでに続編作ります! (2023年4月25日 22時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - OKです!更新します! (2023年4月25日 21時) (レス) @page48 id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
うp主こと東方好き死神まお(別アカ) - 更新しました!(フウさん、憂梦の扱いは容赦なく刃を振るなり手を差し伸べるなり何か別の展開にするなりお好きにどうぞ) (2023年4月25日 19時) (レス) @page48 id: 3fddc0398e (このIDを非表示/違反報告)
うp主こと東方好き死神まお(別アカ) - 更新します! (2023年4月25日 19時) (レス) id: 3fddc0398e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サナティ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2023年4月4日 10時

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