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story_1 ページ1
日本のとある島
今日はここで私の大大大好きな
伊野尾慧くんが映画の撮影をしているということで
新幹線と電車、更に船まで乗り継いで4時間半かけて来てしまいました
厄介オタクとはまさにこの事…
でも、どうしても伊野尾くんを一目見たくて
只今、木の影から撮影風景を目視しております
相手の女優さんと手を繋いでるのにジェラシーを感じながらも見ていると
伊野尾くんの右の方から明らかに関係者でもエキストラでもない怪しい人影が…
右手に光るものが見えた時、私は咄嗟に走り出していた
女性「キャーーーッ！」
意識が遠のく中、女性の甲高い声が微かに聴こえた
「しっかりして…！！」
伊野尾くんが無事ならそれで良い
聴き慣れているようで新鮮なその声を最後に私は死ぬんだ…。
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作者名：ていく | 作成日時：2016年4月17日 14時
