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深田「俺がここに来たのは、邪魔するためじゃなくて、俺もプレゼント渡しに来たの」
白石「竜生がプレゼントをくれる日がくるなんて……！」
深田「いや今までもたくさんあげてきたでしょ」
「はい、誕生日おめでと」って、ぶっきらぼうに渡された紙袋。しかし私は、その紙袋に印字された文字を見てひっくり返りそうになった。
白石「ディオール……！？」
深田「うん」
白石「はっ！？え？嘘でしょ！？」
深田「ほんとだよ」
白石「え、だって2万弱したでしょ！？」
深田「したよ」
白石「こんなもの高くてもらえない！！！」
深田「もらわれないと困るんだけど」
そこに入っていたのは、お高いブランド・ディオールの香水。フランスで創設されたファッションブランドで、正式名称は、Christian Dior(クリスチャン ディオール)。嬉しいけど！！たかが私の誕生日に、わざわざこんなもの買っちゃう竜生どうした！！？？
白石「え、なんで香水？」
深田「俺が選んだ香水つけてたらさ、俺のもんって感じするじゃん……」
白石「え？なんて言った？」
小声でぼそぼそと話す竜生。おかげで、何を言っているのかもよくわからない。とりあえずこれ、ほんとにもらっちゃっていいんだよね？
白石「え、ありがとう……」
深田「いいよ」
白石「竜生の誕生日のときもお金で対抗するわ」
深田「お金はいい。愛で」
白石「はぁ？」
しばらくいざこざを続けていると、今度はおりがやって来る。
織山「Aさんお誕生日おめでとうございます」
白石「おりーっ！ありがとう」
織山「こちらプレゼントです」
白石「なんでそんな他人行儀なの」
織山「ちなみに川崎星輝はプレゼントまだ発送中だそうです」
白石「自分で言えよ」
袋を開けると、そこにはプーマのスニーカーが。真っ白い本体にブルーでロゴが刺繍されている。いや、プーマのスニーカーも普通に1万円以上するよね？
白石「高くね？」
織山「別に？」
白石「えなんで？私の常識が違うのか？こういうの1万円以内くらいじゃないの？」
織山「湧が金イコール愛の大きさだとか言ったんだよ」
白石「目怖」
織山「好きだよ」
白石「ありがとう」
いや湧何言っちゃってんの……ん？
ん？
なんかおりの発言引っかかる気がしなくもないけどいいか。
その後、他のメンバーからもプレゼントとお祝いの言葉をもらい。私はお返しの意でチョコレートをくばり。一番喜んでたのは、なぜか渉だったとさ。
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柊つむぎ(プロフ) - ちぃさん» ご指摘ありがとうございます！大変重要なことを間違えてしまいお恥ずかしい限りです(-_-;)これからも気をつけさせていただきます！！ (2月10日 11時) (
レス) id: 49c4d3a056 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございます!! すみません、深田竜生くんのお名前が竜星になっちゃってます… (2月9日 22時) (レス) id: 17246f2d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊つむぎ | 作成日時：2024年2月6日 18時
