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白石「おりの笑顔かーわいっ」
織山「んっ……」
駆け寄ってほっぺに触れると、あっという間に顔が赤くなって。ふい、とそっぽを向かれてむっとする。
織山「さわんな」
白石「なんで」
織山「照れるから」
珍しく素直なおりに、可愛いなぁ〜と頭を撫で回す。
織山「可愛くない！！Aの方がよっぽど可愛くて、困ってる！！！」
白石「……へ？」
織山「あっ……」
田村「言っちゃったねぇ〜」
豊田「えほんとに無意識に言ったの？」
織山「黙れ！！！」
すると、視界のすみっこでこちらに手招きをする姿が映る。
白石「湧なあに？」
元木「ん、可愛い」
隣に座れば優しく抱きしめられる。湧のフルーティーな香りを胸いっぱいに吸い込んで、幸せな気分に包まれた。
鈴木「湧ちゃんも酔ってんだ」
元木「湧ちゃんやめろ」
檜山「Aー、今度はこっちおーいでー」
白石「行くー」
忙しく走り回る私を、檜山は優しそうに見つめてくる。いつもより甘めな視線に、なんだろうと隣に座った。
青木「いや普通に人と人との間割り込んじゃってるからね！？狭いよ！？」
檜山「いいじゃーん。ね？」
白石「うん！」
檜山「よし髪結び直してあげよう」
簡単にポニーテールしていた髪をほどかれ、さらに手首につけていたゴムを一つ取られる。
檜山「できた〜」
白石「かわいい！みつあみ！！」
深田「……きゅぅ」
黒田「やばい！！深田から変な声出た！！」
檜山「我ながら似合ってるっしょ？」
白石「やったー」
机の上を見渡すと、みんなお腹いっぱいになってきたのか、お肉の姿が少なくなっていた。丁度皇輝くんが、「Aこんなんなっちゃったしそろそろ帰るか」と声をかける。
川崎皇「Aのことは、Aん家の激近に住んでるあるお方に頼もうとお呼びしました〜」
そう皇輝くんが言うと、ぴったりのタイミングで扉が開く。「みんな〜、久しぶりーっ！！」
白石「そた！！！！」
深田「うっちー！？」
久しぶりに現れた大好きな姿に、思わず立ち上がって抱きつく。
内村「僕の可愛いAちゃんが酔っちゃったって聞いたのでー、送ってあげたいとおもいます！」
黒田「くそ俺が送るつもりだったのに」
内村「僕に勝てる人はいません。ということで、じゃあ回収するねー」
白石「みんなじゃーねー！！ありがとうー！」
安嶋「帰んの早っ」
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「ヒロインちゃんが初めてのお酒に酔う話」リクエストありがとうございます！
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柊つむぎ(プロフ) - ちぃさん» ご指摘ありがとうございます！大変重要なことを間違えてしまいお恥ずかしい限りです(-_-;)これからも気をつけさせていただきます！！ (2月10日 11時) (
レス) id: 49c4d3a056 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございます!! すみません、深田竜生くんのお名前が竜星になっちゃってます… (2月9日 22時) (レス) id: 17246f2d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊つむぎ | 作成日時：2024年2月6日 18時
