紺青の光おまけ集 (ページ34)

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おまけ33 ページ34

貴「大我、まだやる事ある？」

火「いやほとんど出来上がってて後は先輩達を待つだけだ」

周りを見渡すとリコ先輩や木吉さん達がまだ来ていなかった

ピンポン

誰かが見に行く前にドタドタ足音が聞こえてきた

リ「何？この状況？

“キセキの世代”勢揃い？！」

木「おお。紫原

お前も来てたのか」

紫「げっ木吉…」

氷「こらこら敦

そんな顔しちゃダメだぞ」

わん！

ん？犬の鳴き声？

火「！！！」

水戸部さんが仔犬を抱きかかえていた

火「…二号…！！」

あ！この子確か誠凛で飼ってるワンちゃん♡！

貴「可愛い///触ってもいいですか？」

水戸「コク」

桃「いつ見ても可愛い！」

赤「二号というのは名前ですか？

では一号はどこかに？」

日「ここに→」

日向さんはテツ君を指差した

黒「どうも一号です」

テツ君は二号ちゃんを抱きかかえた

日「…似てるだろ？」

赤「確かに」

桃「テツ君と二号ちゃんのツーショット可愛すぎる///」

桃っちがまたクラッときてしまった汗

火「しっかしスゲェ大所帯だな」

黒「なんかすいません」

火「謝んなよ

パーティーは多い方が楽しいだろ？」

黒「はい！」

それから各々料理を食べ始め

紫「藤ち～ん。鍋よそって～」

貴「はいっ！」

黄「Aっち！あーんして？」

貴「え？」

パクっ

黄「小さい口っスね？唐揚げ入るか分からなかったっス

美味いっスか？」

貴「ありがひょ」

大我が作った唐揚げ美味しい！！

たくさんあった料理もこの人数だとあっという間に無くなった

貴「ボソ大我そろそろ…」

火「ああ！そうだな！」

ショートケーキにロウソクをつけて大我が皆んなの所に持って来た

火「黒子っ！コレAが作ったケーキだ！

あともう一つあるからそっちはあとで食べて

まずはこっちのロウソク消せよ」

黒「美味しそうなケーキですね///

さすがAさん！ありがとうございます！」

貴「じゃあ…せーの！！」

全「黒子/テツ君！！誕生日おめでとう！！」

黒「…ありがとうございます」

テツ君は勢いよくロウソクを吹き消した

ケーキは何とか全員に行き渡り食べ終え片付けをして大我の部屋を後にした

こうやって大勢で集まる事は少なくなるだろうが

“キセキの世代”のみんながあの頃みたく仲良くなってくれて良かった

上から見てるだけな私だったけど

これからはみんなと同じ目線で接していける事が私にとっても

最高のプレゼントだ

Fin