EP357 ページ30
大輝に見せると怪訝な顔を一瞬したがはぁと溜息ついた
一緒につけたいけど神様がケンカしちゃうから
別々につけないとね
じゃあ大輝の御守りは鞄につけて
征君のは机の前にでも飾って置こう
京都の御守りだから御利益あるよね
鞄につけた御守りを見た大輝は満足そうに笑った
お菓子もたくさん貰って家で食べると
どこか懐かしいがほろ苦さも感じた
大学受験もだが私の気持ちが卒業までにハッキリと分かるといいな…
模試の結果がしばらくして出た
前よりも判定が上がってホッとしたが
油断はできない
引っ掛け問題に躓く事もあるから日々の勉強により力をいれる
そんなある日
貴「ゴホッゴホッ」
咳が止まらない
珍しく風邪を引いた
桜「Aさん風邪ですか?
苦しそうな咳ですね」
貴「滅多に風邪ひかないんだけど…
咳だけだからマスクして部活には出るね」
桜「無理しないで下さいね」
桜井君と部活に向かいながらそんな話をした
髪の毛乾かすの甘かったかな?
家にいる間は出来るだけ勉強してたから湯冷めしたかも
桃「Aちゃん風邪?
大変だったら早退してもいいから無理しないでね」
青「さつきーオレも体調悪いからAと帰るわ」
桃「大ちゃんは風邪引かないでしょ!
バカだから!」
青「あ?風邪ぐらい引くわ!」
桃「はいはいっ!ささっと練習行って!」
大輝は舌打ちしながら練習へ戻った
貴「大輝相変わらずだねゴホッ」
桃「隙あらばサボろうとするんだから怒!」
マスクをしてるせいかぼんやりする
今夜はお母さん夜勤で居ないから自分でなんとかしなきゃ
無事に部活を終えて帰るだけだ
桃「Aちゃんさっきよりも顔赤いね?
あたしミーティングあるから先に帰ってて」
返事をしたくても咳をし過ぎて声が出にくい
黙って頷いて更衣室へ戻った
青「帰るぞ。つーか顔赤いぞオマエ
大丈夫かよ?」
外で待ってた大輝にも言われた
黙って頷くと
青「声出ねぇの?
部活なんて出ねぇで帰れば良かったじゃねぇか
そしたらオレも帰れたのによ」
ここまで酷くなるとは思わなかった汗
さっきよりもボーっとする
大輝が何か話してるけど頭に入って来ない
あと少しで家…もうちょ…
青「オイA聞いてるか?!」
貴「え?」
大輝の方を向いた瞬間
目の前が真っ暗になった
あ…れ…?
そのまま私の意識は途絶えた…
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mipon(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます(●´ー`●)だいたい遅くても2週間までにはと自分で思っています(^^)待ち望んでいてくれてとても嬉しいです(*^^*)v更新頑張りますね。 (2019年6月6日 21時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 12章の続きは、いつ頃更新しますか?1から読んでいるので待ち遠しいですm(。≧Д≦。)m更新頑張ってください! (2019年6月6日 16時) (レス) id: 349b72f88b (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - yuripiさん» コメントありがとうございます。もう少し11章続けて書きます(*^^*)v楽しみにして貰って嬉しいです(´・∀・`)できるだけ早めの更新を目指します! (2019年4月3日 14時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
yuripi - miponさん つぎは12章に行きますか?更新頑張ってください((´∀`*))毎日毎日楽しみで読んでます(〃ω〃)黒バス大好きなので、浮気しそうな修羅場とか見てて楽しいです(^_^)v私には作れないものなので、miponさんの楽しい小説を心待ちにしてます(^∇^) (2019年4月3日 7時) (レス) id: 4b7d00ae31 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - yuripiさん» コメントありがとうございますo(*>▽<*)oとっても嬉しい内容で何度も読み直してしまいました笑楽しんで読んで貰えてなによりです(*^^*)vできるだけ早めの更新を心掛けますのでこれからもご愛読よろしくお願いします(人゚∀゚*) (2019年3月24日 21時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ochapy | 作成日時:2019年3月15日 20時