紺青の光の彼女は…11【青峰大輝】

EP339 ページ11

青峰side

桃「…大ちゃん。Aちゃんにチクるよジロ」

青「は？！な何がだよ！」

桃「自分が一番分かってるでしょ

そんなんじゃかがみんに取られちゃうかもね」

さつきが嫌味を言って自分の席へ向かった

青「オイさつき！」

女子C「ああーん♡大キュンの返事聞いてなぁい」

青「うっせぇよ！行く訳ねぇだろ！

さつき！余分な事言うんじゃねぇぞ！」

チラ見しただけじゃねぇか！

それにA以外なんて興味ねぇんだよ

新学期が始まってしばらく経った

模試が近いからか部活がねぇ日は

Aは図書室で勉強するとか言い出した

帰り危ねぇよな

仕方ねぇな大也と1on1して待つか

Aの教室へ向かうとさつきとメシ食ってやがる

教室まで入るの面倒だな

廊下まで呼び出すか

で？どれくらいやるんだ？

は！？決まってねぇのかよ！

まっ大也もヒマだろうから適当に待つわ

終わったら連絡しろ

自分の教室に戻るだけで周りの女子が騒ぎ出す

あーうるせぇな

帝光ん時も騒がれたが黄瀬や赤司も居たせいか

そんな気にならなかったな

つーかアイツらこういうのどうかわしてんだ？！

黄『そんなのありがとう☆ってウインクするだけっスよ！』

赤『何も言わないな。ただ微笑むだけだ』

とか言いそうだなアイツら汗

〜放課後〜

山「青峰さんっ泣！何すかコレ！？」

大也はオレが送ったメール画面を見せながら体育館へ入ってきた

青『放課後体育館

遅れたらジュース奢りだからな』

山「有無を言わせないメールじゃん！」

青「まぁ今日は目潰ってやる

来週はオレより早く来いよ」

山「は？！来週！？

つーか何！？今日部活休みだよ！？」

青「そんなん分かってるつーの

1on1しよーぜ？Aが図書室で勉強してんだ

それ待ってるから付き合え」

山「え？！そんなん困る…すよ

…今日はモカと約束が//」

青「そんなん断れ

早く支度して来い」

山「1on1はやりたいすけど…」

白「付き合ってけば？」

山「モカ！？」

白「あたしもその間今日の課題やっちゃうから

どうせ大也は写すでしょ？」

山「写すっ！悪いなっ！今度埋め合わせすっから」

青「さっさと着替えて来いよ」

大也は更衣室へ向かった

白「Aさん模試の勉強ですか？」

青「ああ」

白「あたしもそろそろ受けてみようかな

…青峰さん。毎週はさすがに困ります

大也と付き合える日は付き合わせますが

たまにはあたしにも大也ください」

青「…わーったよ」

白「ありがとうございます」

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