〜合同合宿青峰7〜 ページ7
青峰side
青『オイさつき。Aどこ行ったんだよ』
桃『もうマッサージから帰って来たの！？
Aちゃんなら屋上に行くって言ってたけど
誰と会うかは聞いてないよ』
屋上か
青『そうか』
桃『邪魔しに行くの？！
やめなさいよ！嫌われるよ！』
青『…見てくるだけだ』
桃『もうー！約束だからね！』
誰と会ってるか確認出来れば
気持ちは満足する
とにかくホントの笑顔だったら何も文句はねぇ
屋上へ向かいバスケコートを覗いたが誰もいねぇ
つーことは庭園か
覗くとそこには…
Aが1人ポツンと居た
あ？まだ待ち合わせに来てねぇのか？
遠くを見つめていたAがいきなり顔を覆い
泣き出した
！！
なんだよ急に？！
子供みたくしゃくりをあげながら…
…泣くなよ
笑ってろよ…
声をかけずにはいられなかった…
俯いてたAはゆっくり顔を上げオレを呼んだ
何かあったんだよな…
オレに話したくねぇなら聞かねぇけどよ…
何もない？
ホントコイツは…嘘が下手だ…
それなら涙止まるだろーが
ったく泣くなら好きなだけ泣け
隣に…傍にいてやるから…
頼むから1人で泣くな…
出たよAの変な気遣い
そんなんいらねぇんだよ！
大人しく泣いてろ！
Aは頷きまたポロポロと涙を流し泣き続けた
なんかしてやれねぇかな…
抱きしめる…訳にもいかねぇしな
桃『大ちゃんはもっと人の話を聞くべきだよ！』
…注意された事があったな
桃『本能のまま行動していい時と黙って話を聞く時があるんだから！
テツ君を見習いなさいよ！
現にかがみんはテツ君から伝授されて
聞き上手っぽかったよ！』
今が黙るタイミングなんだろうな
そんな事を考えてるとAのすすり泣きが止まった
充分泣いたか？
オレは何もしてねぇよ
ただ傍に居ただけだ
Aを泣かせた相手が気になった
…赤司か
赤司にも告白されてたのか
それに対して応えられないか
キツイ事言ったな…
アイツも諦めないか
そりゃアイツならそう言うだろ
分かんねぇだ？
赤司の気持ちの問題だからしょうがねぇだろー
私の事諦めて下さいって言われる方が酷だ
それにアイツは帝光の時からAが好きじゃねぇか？
そんな長い間好きだった気持ちを
はい分かりましたとはならねぇって
Aはいつもどおりにアイツに接すりゃいいんだって
大丈夫だ安心しろって
Aの髪の毛をワシャワシャ撫でた
んだよ。本人から言われてんじゃねぇか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mipon(プロフ) - ゆきなさん» レス遅くなり申し訳ありません｡ﾟ(つД｀)ﾟ｡そう言っていただきホントに嬉しいです！とても励みになります！これからも引き続き愛読して下さい(*^^*)v ochapy (2018年12月18日 21時) (
レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな - 夜更かししちゃいましたよ〜笑このお話めっちゃ好きです！！ (2018年11月26日 2時) (レス) id: 53aedca22b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ochapy | 作成日時：2018年11月21日 22時
