EP289 ページ43
火神side
話し相手になるとは言ったが…汗
オレがする話なんてバスケくらいしかねぇ汗
何を話すかだよな…
貴「大我。子供の頃の話聞かせて？」
火「は？！え？！オレのガキの頃？！」
貴「そう。どんな子だった？」
火「あー…そんな今と変わんねぇよ？
バスケばっかやってたなタツヤと」
貴「氷室さんと？」
火「ああ。オレがバスケ始めたのはタツヤがきっかけだからな」
そこからアレックスとの出会いや
タツヤと廃校になった学校にバスケットボールを貰いに忍び込んだが失敗した話や
アレックスの結婚疑惑が勘違いだった話をした
貴「面白いね２つとも笑」
火「ガキの頃は結構マジになってタツヤといろいろやったな」
貴「仲良しだね氷室さんと」
火「あーまぁ兄弟…みたいだったからな」
タツヤとは去年のウインターカップでいろいろあったが
今はガキの頃と変わらない関係だ
むしろライバル視が強くなったなお互い
貴「日本に来た頃は？」
火「あー…なんつーか…それは…」
あんま思い出したくねぇ
日本の中学は…正直クソつまんなかった
バスケ部に入ったがアメリカ帰りつー事で
嫌悪されて
目つきも悪いせいか誰もオレに話しかけてこなかった
だから誠凛に入っても変わらねぇと思ってた
…実際は違った
黒子に出会ってみんなと出会えてオレは
バスケがより好きになった
火「中学は面白くなかったんだ
バスケも何もかも
だから誠凛でも同じだと思ってた
けど実際違って…マジで良かった」
貴「誠凛に入って…みんなと会えて良かったね」
Aは優しく微笑んだ
火「ああ。オレも思う
つーか日本に来てマジ良かった
Aとも…出会えたから//」
うわ//結構恥ずかしいなコレ//
貴「私も大我と出会えて仲良くできて良かったよ
いつも…優しい…大我で…私救われて…る…」
Aがポツリと言い終えた
？？
少しすると小さな寝息が聞こえた
火「A？」
呼びかけても返事はねぇ
寝たのか？
顔を覗き込むと寝てる
火「話しながら寝るとか器用だなAは笑」
布団をかけ直しリビングの電気を暗くした
オレも寝るか
Aと出会って
『好き』って感情を教えられた
守ってやりてぇ優しくしてぇ
愛おしいと思える
火「やっぱ日本に来て良かったな」
オレの選択は間違ってなかった
黒子やみんなと出会えてバスケもできて
オレは恵まれてんだな
明日の練習もキツイだろうが
頑張るしかねぇな
目を閉じてオレも眠りについた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mipon(プロフ) - ゆきなさん» レス遅くなり申し訳ありません｡ﾟ(つД｀)ﾟ｡そう言っていただきホントに嬉しいです！とても励みになります！これからも引き続き愛読して下さい(*^^*)v ochapy (2018年12月18日 21時) (
レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな - 夜更かししちゃいましたよ〜笑このお話めっちゃ好きです！！ (2018年11月26日 2時) (レス) id: 53aedca22b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ochapy | 作成日時：2018年11月21日 22時
