EP278 ページ32
青峰side
青「Aはいつの間にか居なくなってた
帰ったのさえ知らねぇ
…さつき。Aは監督に何頼まれてたんだ？」
桃「備品の在庫チェックだよ
そんな大変じゃないから1人で大丈夫って言ってたけど…
！！まさか！？」
…そのまさか…かもな
桃「もしかしてAちゃん…まだ学校に居る…
のかも」
火「は？！マジかよ！？」
青「…有り得るな」
雨がさっきよりも強く降って雷まで鳴ってやがる
火「！！
…オイ。カミナリ…鳴ってるよな？」
青「あ？こんな時にそんな事…」
火「…どうでも良くねぇんだ
A。カミナリ苦手だって合同合宿の時に言ってた」
ゴロゴロっ！
！！何だよそれ
青「さつき！オマエは火神の家で待ってろ！」
居ても立っても居られずオレは学校へ向かおうとした
火「待て青峰っ！オレも行く！
人手が多い方が見つかりやすいだろう！
桃井っ！部屋でAからの連絡を待ってろよ」
桃「うん分かった！2人ともお願い！」
青「行くぞ火神っ！」
火「おうっ！」
オレ達は傘も差さず学校へ急いだ
近くで雷が鳴り続いてる
Aが雷嫌いなんて…知らなかった
なんでそういう事言わねぇかなアイツ
我慢して我慢して限界がきてパニック起こすじゃねぇか
学校に向かう道は何故か暗い
もしかしてこの周辺停電してるのか？！
ヤベェ…Aが泣いてるのが想像つく
急いで見つけてやんねぇと
学校に着き事情を説明して体育館の鍵を借りた
青「火神っ！オマエはこっちに行け！
オレはもう１つの体育館に行くっ！」
火「おう！任せろっ！」
火神に鍵を渡しオレらがよく使う体育館へ向かった
急いで鍵を開けようとするが濡れて手が滑る
チキショー！早く開けよ！
カシャンっ！
体育館の電気を付けても明るくならねぇ
やっぱ停電してるか
青「Aっ！！居るか！？」
思いっきり叫ばねぇと雨音に負けちまう
頼むっ！居てくれ…
貴「大輝っ！！ここっ！体育倉庫っ！
お願い！開けてっ！！」
Aっ！！
オレは声のした体育倉庫に向かい急いで鍵を開けた
早く開け！早く！
思いきり扉を開けAを呼んだと同時に
貴「大輝っ！」
Aはオレに抱きついてきた
見つけた…安心して抱きしめ返した
こんな所で何してんだよ！？
心配させんなよ…
携帯は？！
…電池切れ！？
ったく…運悪すぎだろ
Aはオレの中で泣きじゃくった
もう大丈夫だ
1人じゃねぇよ
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mipon(プロフ) - ゆきなさん» レス遅くなり申し訳ありません｡ﾟ(つД｀)ﾟ｡そう言っていただきホントに嬉しいです！とても励みになります！これからも引き続き愛読して下さい(*^^*)v ochapy (2018年12月18日 21時) (
レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな - 夜更かししちゃいましたよ〜笑このお話めっちゃ好きです！！ (2018年11月26日 2時) (レス) id: 53aedca22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ochapy | 作成日時：2018年11月21日 22時
