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EP269 ページ22

そんなある部活終わり

原澤「Aさん備品のチェックをお願いしてもいいですか?」

貴「分かりました」

桃「手伝おうか?」

貴「大丈夫!桃っちミーティングあるでしょ?

こっちは私に任せて」

桃「じゃあお願いするね」

雲行きが怪しい

これ…嵐になるかも…早く終わらせよ

今夜はお母さん夜勤で居ないからイヤだな…

黙々と備品をチェックして行く

が1つ足りない

あれ?奥にあるのかな?

体育倉庫の奥まで行き足りない物を探すと

やっぱり奥に転がっていた

分かりやすくする為に整頓をしてチェックを終えた

貴「よし帰ろうかな」

小窓からは雨が降る音が聞こえた

結構降ってるな

貴「折り畳み傘持ってて良かった」

さあ帰ろうっと

体育倉庫の扉を開けようとしたが

……

開かない

え?なんで?

何度やっても開かない

もしかして…閉じ込められた?

元々扉を閉めて作業してたから

私が居る事を知らずに閉めちゃったのかも…

貴「…携帯っ!」

持ってた携帯を出し桃っちに電話しよう!

そうすれば……

…電池切れ

ウソ…

一気に血の気が引いた

落ち着け落ち着けっ!

誰かまだ残ってるかもしれないっ!

貴「誰かっ!居るっ!?開けて!!」

扉をバンバン叩いたが

反応がない

…大丈夫

きっと誰かが気付いて…

……

誰が?

お母さんは夜勤で居ない

私が帰宅してないのを心配する人は…

いない

……

貴「…ダメだ変に落ち込む」

とりあえず明日になれは午前から部活もあるし

扉は開く

ここは体育倉庫だからマットもある

真冬ではないから肌寒い程度だし

確かカバンの中に…あった!

ホッカイロもある

電気もついて寝にくいけど真っ暗よりは断然いい

そう思ったら落ち着いてきた

ザァー

貴「雨音が強くなってきたな…」

マットの上に寝転がり雨音を聞いていたら

ウトウト…してきた…

こんな状況でも…眠くなる私って…

順応力高い…な

……

どれくらい寝たか分からないが

ある音で目が覚めた

ゴロゴロ

!!

この音って…

目を開けて一瞬自分がどこに居るか分からなかった

辺りを見回して自分が閉じ込められてるのを思い出した

今何時なんだろ?

それよりも…雷が鳴り出した…

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mipon(プロフ) - ゆきなさん» レス遅くなり申し訳ありません。゚(つД`)゚。そう言っていただきホントに嬉しいです!とても励みになります!これからも引き続き愛読して下さい(*^^*)v ochapy (2018年12月18日 21時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな - 夜更かししちゃいましたよ〜笑このお話めっちゃ好きです!! (2018年11月26日 2時) (レス) id: 53aedca22b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2018年11月21日 22時

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