EP206 ページ9
青峰side
Aの家から帰って即寝た
起きると昼過ぎだ
寝過ぎたか
そうだよな試合後に朝まであんな事してれば
身体は疲れて眠くなるよな
あー身体ダリィな
メシ食ってまた寝直すか
寝転がっても…寝れねぇ
バスケでもしに行くか
医者には止められてるが軽くならいいだろ
ストバスコートに行きボールを触った
Aは今頃紫原とデートだよな
傷つけたよな…やっぱ
アイツからしたらヤリ逃げされたようなもんだ
今度しっかり謝らねーとだよな…
紫「峰ちん」
いきなり名前を呼ばれた
振り向くと紫原だ
デート帰りか？Aが居ねぇな
は！？背中？！チラッと見るとAは紫原の背中に居た
なんで背中に居んだよ
もしかしてどこか体調悪いのか？
眠くなってって
何も異常がねぇならいい
まぁ昨日あんだけしたら寝不足だろうな
本当の事は紫原には言えねぇから試合でと誤魔化した
紫「それだけじゃないでしょ？」
あ？どういう意味だよ
いつものコイツなら
まあね〜藤ちん体力ないから
とか言いそうだ
！！紫原の一言に驚いた
コイツまさかAから昨日の事聞いたのか？
あ？オレと1on1？
あのめんどくさがり屋の紫原が？
別にいいけどよ
紫原はAをベンチに下ろしに行った
戻ってきた紫原はたかが1on1でもヤル気だ
コイツにしては珍しいな
紫原はいつもより冷静でオレを睨みつけていた
オレからのOFから始まった
紫原にAから全部聞いたのかと聞いたら
紫「全部じゃないけど
まぁオレもバカじゃないからなんとなく察しはつくよね」
ふーん…そうか
A紫原に話したのか
紫原を抜きゴールへボールを投げたが
思いっきりブロックされて弾かれた
本当いつものオマエらしくねぇな
紫「言ったっしょ？
峰ちんには負けたくないって」
あの紫原がこんな事言うとはな
紫「…ねぇ峰ちん
一体何がしたいわけ？」
は？何がって…
一瞬聞かれた事に動揺しちまった
その隙に紫原はオレを抜きゴールへダンクした
紫原に先制された
ちっ…マジかよ
紫「で？さっきの質問答えてよ」
なんでコイツに言わなきゃいけねぇんだよ
関係ねぇだろーが
紫原は持ってたボールを放り投げ
オレの胸ぐらを掴みケンカをうってきた
たかが帝光の時から一緒だからって
関係ねぇだろ！
つーか前からいろいろと気に入らねぇんだよ！
オレも紫原の胸ぐらを掴んだ
ちっ本当イラつくんだよコイツ
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作者名：ochapy | 作成日時：2018年9月20日 11時
