EP205 ページ8
紫原side
紫「マジでそう思ってんの峰ちん？
どっか思い当たるからこそ昨日あんな事したんじゃないの？
藤ちんを誰にも取られたくなくて」
青「！！」
紫「まぁそれだけじゃないだろうけど…
それでもさ…峰ちんの行動は間違ってたよ」
青「…オマエに言われなくても分かってる」
峰ちんは黒ちんを振り払いオレが投げたボールを拾った
青「あー…まぁAとは話すつもりだ
じゃあな」
峰ちんはそのまま帰った
黒「紫原君。Aさんが原因ですか？」
紫「悪いけどそれは言えないや
黒ちん巻き込んでごめん
オレも藤ちん連れて帰るわ」
火「は？！Aもここに居んのかよ！？
つーかさっきの不憫って何だよ！」
紫「向こうのベンチで寝かせてる
さっきも言っただろ
オレが言う話じゃない
藤ちんに直接聞きなよ」
オレは黒ちん達と別れ藤ちんの所へ戻った
寝てるかと思ったが彼女は起きてた
貴「あっ君どこに行ってたの？
起きたらベンチに寝てるしあっ君は居ないからビックリしちゃった」
紫「ゴメンね藤ちん
ん〜…小腹空いたからコンビニに買出し
途中で買った物食べちゃった」
藤ちんにはさすがに峰ちんが居てケンカしてきたなんて言えない
優しい彼女だから自分を責める気がした
貴「やっぱりあっ君にはクレープだけじゃ足りなかったよね汗
今度リベンジしようね」
紫「そだね〜
寒かったよね？早く帰ろうか」
藤ちんはオレに上着を渡して立ち上がった
ストバスコートから藤ちんの家は近い
貴「あっ君。今日はいろいろとありがとう」
紫「オレに出来る事があればなんでも言って
いつでも力になるよ」
貴「いつもいつもありがとう…」
紫「オレね藤ちんの事大事なのはこの先も変わらないから」
藤ちんはうんと頷いた
紫「じゃあまたね」
藤ちんと別れて駅へ向かった
室ちんと待ち合わせしてる駅へ向かわなきゃ
どうだったか聞かれるんだろうな…
ん〜…フラれちゃったけど藤ちんと一緒に居られるだけで
オレは幸せだよ
だから悲しまないで
ずっと笑顔でいてね…藤ちん。
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作者名：ochapy | 作成日時：2018年9月20日 11時
