紺青の光の彼女は…7【青峰大輝】 (ページ36)

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EP231 ページ36

～合宿当日～

合宿所は都内だが山間部に近いからバスで向かう

桃っちと今日の練習メニュー確認しようと隣に座ろうとしたら

青「Aはオレの隣」

後ろから来た大輝に押されて空いてる席に座らされ

隣には大輝が座った

貴「え？！ちょっと大輝！」

青「あ？なんだよ」

貴「私、桃っちの隣に座ろうと思って…

今日の練習メニューとか確認したくて」

青「それならさつきに振り向いて貰えばいいだろ

オレは着くまで寝るからAが起こしてくれよ」

貴「それなら桜井君でも…」

青「…」

桃「Aちゃん、練習メニューはあたしもまだ知らされてないから大丈夫だよ

大ちゃんに肩貸してあげてよ♪」

桃っちはニコニコしていた

青「だってよ

さっさと座って肩貸せよ」

貴「もう…」

桃っちもまだ知らされてないなんて

珍しいな

着いたらどんな事するんだろう？

座って考えてると大輝が寄りかかってきた

お、重い…

ピロン♪

出発してメールが来た

『火神大我』

火『よぉ！オレ達誠凛は合宿所に着いたぜ

スゲェキレーで驚くぞ！

Aと会うの鍋以来だから楽しみにしてるぜ』

大我達はもう着いたんだ

合宿所、驚く程綺麗なんだ

大我ってこういう所素直だよね

クスッ

つい笑ってしまった

青「…なんで笑ってんだよ」

貴「起きてたの？」

青「メール音で起きた

…で？誰からなんだ？」

貴「大我から

もう誠凛は着いたんだって

施設がスゴイ綺麗ってメールしてくれた」

青「あ？そんなん行けば分かるのに

アイツもヒマだな」

大輝はまた寝直した

大輝の言う通りだけど…どんな所か期待は高まった

まだ1時間はかかるみたいだし…窓の外でも見て時間を潰そう

………

…ちゃん…Aちゃんっ！

ん～？誰かに呼ばれてる？

桃「Aちゃん！もう着くよ？」

桃っちに呼ばれて気がついた

周りを見ると

青「オマエなぁ…オレを起こすんじゃなかったか汗？」

貴「え？私もしかして…寝てた？」

大輝と桃っちは大きく頷く

！！

景色見てたら寝ちゃったんだ//

貴「ゴ、ゴメンね桃っち、大輝//」

桃「いいのいいの

隣で誰かさんが寝てたら眠くなっちゃうよね

それもお互い寄り添って寝ちゃって笑」

青「寝やすかっただろ？

オレのココ」

大輝は自分の肩を叩いた

貴「え？私窓に寄りかかってたんじゃなくて？」

青「オレに寄りかかってた

まぁーオレとしてはラッキーだったぜ？」

大輝はニヤッと笑った

貴「…ご迷惑をおかけしました//」