EP230 ページ35
春休みに入り練習にも熱が入る
そんなある部活後
原澤「はいこれで終わります
桃井さん。皆さんにあの話をお願いします」
桃「はい
えー来週からレギュラーは合同合宿に行ってもらいます
スポーツ施設兼合宿所へ1週間です
マネージャーはあたしとAちゃんが付き添います
1年生は通常通り学校での練習をして下さい
練習メニューはマネージャーに伝えときます」
え？合同？
桜「珍しいから驚きますよねボソ」
桜井君が私にボソっと話しかけてきた
貴「うん
今まではそんなの無かったよね？」
桐皇は個人技主体のチームだからか合宿なんてない
ましてや合同なんて
余計に有り得ない
原澤「皆さんが驚くのも無理ないですね
というのもお誘いされたので私達も参加する事になりました」
貴「一体どこの高校にですか？」
原澤「洛山高校です」
貴「え？！洛山！？」
ということは征君も来るんだ
桃「因みに誠凛も海常も秀徳も陽泉も来るよ♪」
え…それって…
貴「”キセキの世代”全員集合の合宿？！」
山「そういう事になるすね」
スゴイ豪華…
桃「向こうでは合同練習や試合もやります
皆さん楽しみにして下さい♪
以上です」
貴「それにしても驚いた
桃っちそんな事一言も言わないんだもん」
桃「みんなを驚かせたかったからね♪
因みに！スポーツ施設は赤司君のお家の持ち物だよ」
貴「え？！赤司君ってスポーツ施設持ってるの？！」
桃「うん！それも最新のマシーンとかも入ってて設備は充実してるよ♪」
さすが赤司財閥
持ってる物の規模が違う
青「洛山がというより赤司が声かけてきたんだろ？
今回の合宿」
ずっと黙ってた大輝が聞いてきた
桃「そうだよ♪
あたしの所に連絡が来て桐皇も来ないか？
って誘われたから監督に話してみたの♪
そしたら是非って」
青「ったく…アイツもバスケ好きだよな
まぁ…それだけじゃねぇだろうがな」
大輝はチラッとわたしを見た
桃「みんなでバスケしたいっていうのが根底にはあるけど
Aちゃんにも会いたいのもあるんじゃない？
何はともあれみんなで合宿なんて帝光以来だから楽しみだね♪」
合宿かぁ…
みんなと会えるのはやっぱり楽しみだな
大輝だけはめんどくせぇよって文句を言った
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作者名：ochapy | 作成日時：2018年9月20日 11時
