EP217 ページ21
火神side
オレも部屋に戻ろうと思ったが
やっぱダメージがある
チクショー…またフラれちまったか…
今度こそは！って思ったんだけどな
連絡するか…
『黒子テツヤ』
黒『はい。黒子です』
火『おお。突然悪いな
その…話があってよ…』
黒『Aさんからの返事の件ですか？』
！！コイツ！
なんで分かるんだ！？
黒『エントランスで火神君が居るか聞かれたので
返事しに行ったんだなって思いました』
なんだ。Aと会ったのか
それなら話は早いな
火『ああ
それで…今回もダメだった』
黒『そうですか…残念です
けど君も諦めないんですよね？』
ん？君も？
火『ああ！一度でも意識して貰えたんだ！
また振り向いて貰える可能性だってあるって事だからな
Aにも宣言したぜ』
黒『そうですか
それなら僕もまた協力しますよ』
火『頼むわ
つーか君もってどういう意味だよ
オレ以外にもいんのか？』
黒『ええ。青峰君です
君の家から帰る途中ストバスコートに彼が居たので声をかけました
Aさんと話した後みたいで落ち込んでました
それで…元相棒というのもありアドバイスをしてしまいました
青峰君も諦めないと決めたみたく頑張るみたいです
すいません。敵に塩を送ってしまいました』
青峰もフラれたって事か
つーかアイツから別れを切り出したのに
自己中だよな
2人してフラれるとか最初に告った時と状況同じだな
今回は…負けねぇ！
火『気にすんな黒子っ！
上等じゃねぇかっ！今度は勝ってみせるぜ！』
黒『はいっ！頑張りましょう！』
黒子との電話を切り深呼吸した
ふぅー
そうだ。諦めきれねぇんだから進むまでだ
まずはメシの誘いでもして距離を縮めていくか
やっと立ち上がりオレは部屋へ戻った
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作者名：ochapy | 作成日時：2018年9月20日 11時
