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EP216 ページ20
火神side
オレが自分のマグを見つめてると
Aにもっと他の人がいるとか言われた
それもバレンタインの話まで出してきた
何だよそれ…
ここであのバレンタインが出てくるのかよ…
他の奴？
そんなんいねぇよ
A以上に好きになる奴なんていねぇよ！！
現れる気もしねぇ！
フラれてもずっと好きだった
諦められる気がしねぇんだ！
ずっと諦めきれなかった！
今回もフラれたけど諦められる気がしねぇ！
Aは黙って目も合わせてくれねぇ
オレはもう一度意識してくれた事を確認した
Aは黙ったまま頷いた
それなら…
諦める理由がねぇ！
貴「え…でも…」
やっと俯いてた顔をあげ目が合った
少しでも意識して貰えたなら見込みがあるって事だ！
もう一度意識してもらうまでだ！
Aはオレの言い分に驚いてる
まずは黒子と話さねぇとな
アイツもいろいろと協力してくれてるしな
オレはAに宣誓布告した
ぜってぇ振り向かせてみせる！
Aはパタパタと瞬きをした後
いきなり笑い出した
わ、笑われた//
そんな笑い顔さえ愛おしいんだけど//
やっぱ改めて自分が言ったこと思い返すと
恥ずかしいな//
貴「言われた私が恥ずかしいよ笑」
Aは笑いながら言った
気まずいままは嫌だ
また一緒にメシ食ったり
勉強教えて貰ったりしてぇんだ
まぁ…2人がイヤなら黒子も呼ぶか
貴「ありがとう」
Aはお礼を言ってオレは残りの紅茶を注いだ
お茶を飲み切ったAはそれじゃあと言って帰った
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作者名：ochapy | 作成日時：2018年9月20日 11時
