玄武法典斧 ページ7
オババ「じゃがある時、女郎蜘蛛は火の打ち所のない完璧な美男子と出会った…しかし、その男こそ比類なき力を持つ伝説の霊媒師だったのじゃ…美しき霊媒師は女郎蜘蛛を返り討ちにして、この地に封印したのじゃ」
ケースケ「でも、どうして女郎蜘蛛はアヤメさんに取り付いてたの?」
オババ「女郎蜘蛛を封印した霊媒師の苗字も姫乃だったそうじゃ」
ナツメ「え!?」
トウマ「それじゃあアヤメさんは…」
オババ「間違いなくその霊媒師の子孫じゃ。時が経ち、封印を破った女郎蜘蛛は伝説の霊媒師に関するなにかと、この娘の中に眠る力を使って完全復活したんじゃろう…」
ナツメ「そうなんだ…」
オババ「そんな女郎蜘蛛じゃが、ある妖怪に恋をしたそうじゃ。その妖怪は他の者とは比べ物にならないほど美しく、何より強かった…女郎蜘蛛はその者の全てが欲しいと戦いを挑んだが、結果は敗北…そして一層その妖怪が好きになり、強くなるための旅にも出たそうじゃ」
ケースケ「すごい…」
アキノリ「教えてくれオババ!アヤメさんを助けるにはどうすればいい!?」
オババ「女郎蜘蛛を打ち倒し、この娘の魂を取り戻すしかなかろう」
アキノリ「そうか…よーし!俺たちで力を合わせて女郎蜘蛛を倒そう!」
トウマ「でも、女郎蜘蛛の糸には不動雷鳴剣も通用しなかった」
オババ「なんと!不動明王の力をもってしても!」
ナツメ「勝ち目はないのかな…」
〈おい…聞こえるか?〉
オババ「何者じゃ!」
ナツメ「この声…」
アキノリ「洞潔か!?」
〈長くは話せない…玄武法典斧を手に入れろ…〉
アキノリ「あ!?なんだって!?」
〈女郎蜘蛛の糸を切ることができるとしたら、妖聖剣の一つである玄武法典斧をおいて他にない…よく聞け、玄武法典斧は妖魔界の宝剣殿にある。必ず手に入れろ!〉
アキノリ「なんで俺達に教えるんだ!お前達は妖聖剣を狙ってるんじゃなかったのか!?」
〈我が主人を守るためだ…伝えたぞ!〉
アキノリ「行こう!宝剣殿へ!」
アキノリ「うん!」
アキノリ「アヤメさん…必ず助けてあげるからね…!」
A「ハルヤ、洞潔…今助けるからな…!」
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アンデル - ★yume★さん» 嬉しいのですが…あまり期待するほど面白くありませんよ!? (2018年12月2日 21時) (レス) id: c8ea9bf5aa (このIDを非表示/違反報告)
★yume★(プロフ) - 面白いです!他のアンデルさんの作品も見てみようと思います。応援してます!頑張ってください(*^▽^*) (2018年11月27日 23時) (レス) id: 18e23e8f49 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - はい!更新頑張らせていただきます! (2018年11月19日 21時) (レス) id: 2c32acffed (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - えええええ!?そらなきが姫えええええええ!? (2018年11月19日 21時) (レス) id: 2c32acffed (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 突然すみません!いつも見ています!!空亡(そらなき)いよいよ登場しますね...!実は空亡が姫だったりして...と私は思っています(笑)これからも応援しています。頑張ってください!! (2018年11月19日 19時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アンデル | 作成日時:2018年10月27日 8時