35話すすり泣くバレエシューズ ページ45
私達はいつも通り探偵団に集まっていた
特に何もなかったので、ナツメの友達の話を聞いている
トウマ「え?友達がバレエを?」
ナツメ「うん、前からやってみたかったんだって!」
アヤメ「へえ〜!」
ジュニア「バレエ?バレエなに?うまい?」
A「舞なら分かるのだが…」
ウィスパー「いえいえ!バレエとはですねえ」
ウィスパーとミッチーは手本として踊り始めた
ウィスパー「こうしてこんな風に踊って…みたいな、それはそれは美しい踊りのことでうぃす」
ジュニア「うぃす、筋肉、キモい。だゼ…(-_-;)」
アキノリ「にしても、今バレエはちょっと危険じゃないか?」
ナツメ「え?どうして?」
トウマ「最近、公園とか道でバレエの練習をしていたら怪我する事件が相次いでいるらしい」
ナツメ「そうなの!?」
アキノリ「確か、うすらぬらに書き込みが…ほら、これだ!」
A「すすり泣くバレエシューズ?」
ケースケ「ど、どういうこと?」
アキノリ「履いて踊ってると、だんだんバレエシューズが濡れてきてどこからかすすり泣く声が聞こえてくるらしいんだ…自分の意思とは関係なく踊るのを止められなくなり、道に飛び出したり、転んだりして怪我をしてしまうらしい…」
ナツメ「自分で止められないって…」
アキノリ「不気味だろ…いろんな可能性が考えられるけど…バレエに人生を掛けてたバレエダンサーが、怪我で踊れなくなって怨念がバレエシューズに宿ったとか…」
ありそう…
アキノリ「あるいは!その人が履いていたバレエシューズが、履いてもらえなくなった悲しみのあまり妖怪になったとか…!」
それもありそう…
ケースケ「ひええええええ!!想像しちゃったよー!!」
ナツメ「ケースケビビりすぎ!」
ジュニア「だゼ」
ウィスパー「でもちょっと面白かったですね〜…ふひいいいいいい!!」
ウィスパーはケースケの真似をした
ジュニア「うぃす!似てる!だゼ!」
ケースケ「似てないし…」
アヤメ「だけど…怪我しちゃうなんてほっとけないよね!」
ナツメ「うん!」
A「ですね!」
アキノリ「ここは妖怪探偵団の出番だな!書き込みした人に話を聞きに行こう!」
ケースケ「あ、俺…今日はパス…」
全「え?」
ケースケ「す、すごいいっぱい宿題があってさ…」
…足震えてるぞ
ジュニア「ケースケ、やっぱりビビり」
ウィスパー「顔より膝の方が笑ってるでうぃす…」
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アンデル - ★yume★さん» 嬉しいのですが…あまり期待するほど面白くありませんよ!? (2018年12月2日 21時) (レス) id: c8ea9bf5aa (このIDを非表示/違反報告)
★yume★(プロフ) - 面白いです!他のアンデルさんの作品も見てみようと思います。応援してます!頑張ってください(*^▽^*) (2018年11月27日 23時) (レス) id: 18e23e8f49 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - はい!更新頑張らせていただきます! (2018年11月19日 21時) (レス) id: 2c32acffed (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - えええええ!?そらなきが姫えええええええ!? (2018年11月19日 21時) (レス) id: 2c32acffed (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 突然すみません!いつも見ています!!空亡(そらなき)いよいよ登場しますね...!実は空亡が姫だったりして...と私は思っています(笑)これからも応援しています。頑張ってください!! (2018年11月19日 19時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アンデル | 作成日時:2018年10月27日 8時