孫の喜ぶ顔が ページ32
ナツメ「あ…あのさあ、爺たん」
ジュニア「なに?」
爺たん「なんじゃ?」
ナツメ「あー…お爺さんの方…」
爺たん「じゃろ」
ジュニア「むう…」
ナツメ「どうしてプレゼントを配ってお姉ちゃんと弟のうち、弟の方だけを攫っていたの?」
爺たん「全ては、わしが生きていた頃に遡る…爺たんは生きていた頃、ごく普通の爺たんだった。それはそれは可愛い孫達がおってのお…毎年クリスマスにはプレゼントを用意してな…二人の喜ぶ顔を見るのがなによりの幸せじゃった…」
爺たん「じゃがある年の冬、わしは買っておいたプレゼントを渡す日を待たずしてぽっくり逝ってしまった…」
爺たん「わしはどうしても孫達の喜ぶ顔が見たかった…そこでわしは、踏ん張ってなんとかギリギリ妖怪になったのじゃ…」
ジュニア「じじい、根性ある」
アキノリ「踏ん張ればなれるのか…」
トウマ「ギリギリとかあるんだ…」
爺たん「妖怪になったわしは、孫達の様子を見に行ったんじゃが…わしが弟の方を間違ったロボットを買ってしまっていたんじゃ…」
ナツメ「それを悲しい気持ちのせいで悪いことをしてたの?」
爺たん「ふむ…確かに今回はあったがのお…どうしてあんな悪いことをしてしまったのか、分からんのじゃ」
ジュニア「じじい!ジーたんひらめいた!」
全「ん?」
〜朝〜
ジュニア「じじい、今の孫見る。元気でる」
アヤメ「ジーたん優しいね」
ナツメ「だよね!」
爺たん「みんな元気かのお」
爺たんは窓を覗いた
爺たん「おお、大きくなって…ん?あれは…わしが間違って買ってしまったプレゼントのロボット…!」
ジュニア「孫、じじいロボ、大事、だゼ!」
爺たん「とっくに捨ててると思ってたわい…」
トウマ「爺たんの心のこもったプレゼントだって気づいてくれていたんだね」
アヤメ「良かったね…」
ジュニア「じじい、元気出たか?」
爺たん「ああ、ありがとう」
ジュニア「うんうん。じじい、成仏しろ」
ナツメ「ちょっと!ジーたん!?」
ケースケ「もしかしてそのためにここへ!?」
爺たん「そうじゃな…みんな、ありがとな」
そう言って爺たんはアークに変わった
ケースケ「アークだ!」
ジュニア「(パクッ)」
ジュニアはアークを食べた
A「こら待て!」
そのあと全員で追いかけた
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アンデル - ★yume★さん» 嬉しいのですが…あまり期待するほど面白くありませんよ!? (2018年12月2日 21時) (レス) id: c8ea9bf5aa (このIDを非表示/違反報告)
★yume★(プロフ) - 面白いです!他のアンデルさんの作品も見てみようと思います。応援してます!頑張ってください(*^▽^*) (2018年11月27日 23時) (レス) id: 18e23e8f49 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - はい!更新頑張らせていただきます! (2018年11月19日 21時) (レス) id: 2c32acffed (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - えええええ!?そらなきが姫えええええええ!? (2018年11月19日 21時) (レス) id: 2c32acffed (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 突然すみません!いつも見ています!!空亡(そらなき)いよいよ登場しますね...!実は空亡が姫だったりして...と私は思っています(笑)これからも応援しています。頑張ってください!! (2018年11月19日 19時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アンデル | 作成日時:2018年10月27日 8時