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ストーリー２６ ページ26
あなたside
洗い物を丁寧に済ませて…
手越さん、病み上がりでも
栄養の少ないご飯ばっかり食べるのかな…
ご飯とか作っていったら…
迷惑になるのかな。
でも先月のお詫びみたいな意味でも
作った方がいいかな…
結局私は１食分だけご飯を作り、
｢全部買い揃えたものなので
よければ食べてください｣と
本立てに立ててあったメモを一枚ちぎって書いた。
本立てにメモをなおす時…
ぴらっと…一枚。
写真が落ちてきて…
・
・
A｢えっ…｣
・
そこには…
とても美人な女の人と少し若い手越さんが
笑顔で写っていた。
・
・
私は、何か見てはいけないものを見た気がして
そっと本立てに写真を戻した。
それでも…
胸の奥のキリキリとした痛みは消えなかった。
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作者名：ムッチ | 作成日時：2018年3月14日 0時
