探偵社 ページ18
乱歩に付いていくと事務所のような場所にきた
ここが武装探偵社…………と歓喜していると後ろから威厳のある声が聞こえた
「お前ば誰だ……?乱歩の知り合いか?」
声や見た目とは違い優しい方なのだろうか……
と思っていると
事務所の奥の方にいた乱歩が口を開いた
江「彼女喰種なんだ〜ここで働かせてもいい?」
そう言い出すものだから、思わず乱歩の口を塞いだが時既に遅し
先程の男性は目をパチクリさせていた
喰種捜査官に手渡されるだろうかと冷や冷やしていると……
「私の名前は福沢諭吉だ。乱歩、あとは頼むぞ」
そう、自己紹介をしてまた何処かへ行ってしまった
マシンガンのような一連の流れをただ呆然と聞くだけの私だったが福沢さんが扉を開けた音で我に返った
取り敢えず……質問しなきゃ……
『乱歩さん、あの……今のって一体…すみませんが1から説明してください』
困惑しながらもまず聞きたいことから……
江「君を探偵社の一員にした……(`・ω・´)ドヤァ」
いや、ドヤ顔で言われても……
江「まぁ、君も行くあてなくブラブラしてたんだし、丁度いいじゃん♪」
そのイタズラめいた顔が治に似てて笑えてきてしまった
細かいことは気にしないでおこうと思った
『そうだね』
そこから私はいろんな人に出会った
探偵社で専属医をしている与謝野さん
国木田さん
社長や乱歩さん
ポートマフィアにいたら絶対関わることがなかった人達だった
今、家に帰りながら空を見上げる
探偵社に入って
様々な人に出会った
たまに思いだす
死にかけていた私を…”喰種”の私を
広い居場所を与えてくれた人の事を……
今もこの空の下にいる想い人の事を……
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
どうも作者です
作者スランプと言うより精神が安定しないのであまり更新しないです←
精神が安定してる時とかに更新します。
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作者名:中原アリス | 作成日時:2017年5月28日 18時