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久しぶり ページ13

Asaid


それから時は流れ私達は18になった

治は幹部になって部下が出来た


中也は姐さんの幹部補佐


私?想像に任せます!!


太「首領の秘書だよ〜」


中「秘書と言ってもほぼほぼエリス嬢の相手だけどな」


ちょっと君たち私の心読まないで←


『(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…あ、治!今日また行くよね?((ボソッ…』


中也に悟られないように小声で話すと治は分かったくれた


太「うん、もちろん」


中也は頭にハテナを浮かべていた、背が低いなぁ〜←


『あ、でも駄目だ!!私東京に遠征行かなきゃ……終わりしだい急いで行くから!!』


東京……トウカ達元気かな……?


太「うん、分かった。終わったら連絡してよ」


『了解です(*^^*)』


それから私は急いで車に向かった


あ、何処か喫茶店によって行こうかな……

✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄

車の後部座席で寝ているとあっという間に東京に付いた


仕事は夜から……今は丁度学校が終わる頃だろうか……


いい匂いがする……珈琲の匂い……


いい匂いのする珈琲に釣られて歩いていくと一人の女の子とすれ違った


とても身に覚えのある声だった


少し声が変わっていたけど間違いない


トウカだ……


隣には知らない女の子が居た


人間だった


トウカは制服を来ているし学校に行ってるんだと分かった


本当は声をかけたかった……


かけれなかった……


涙が零れ落ちた


いつももうこの世に居なくて一生会えないんじゃないかって思ってた


実際トウカは生きていて、同級生と笑って元気に暮らしている


私が……今までトウカとアヤトを放ったらかしで何処に居たかも分からないのに……


声がかけれるはずがない……


私はそっとトウカとは別方向を向いて歩き出していた


途中変なやつに会ったけど無視をした


珈琲でも飲んで落ち着こうと思って喫茶店に入った


するとそこには今度は店の制服に着替えてバイトをするトウカがいた


トウカも私に気づいた


私は今度こそちゃんと目を見て……言った


『久しぶりだねトウカ、今までごめんね』


トウカは目に涙を浮かべて抱きついて泣き出した


店内には喰種しか居なくて皆拍手をしていた


多分、現状を、察してくれたのだろう


店長らしき人物もトウカに奥で休みなさいと言って


私とトウカを奥に連れていってくれた


…………一応治に連絡しておこうかな…


明日ゆっくりトウカと話がしたいと思ったからだ

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作者名:中原アリス | 作成日時:2017年5月28日 18時

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