私が幸せになるまでの物語 Ⅱ (ページ34)

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81話目の段ページ34

その後兵君が止めてくれて委員会始まった
【なんか久しぶりだなあんなに嫌われてるの…この世界で人の優しさに触れて仲良くなれて忘れていたよ…。姫華様は例外だけど…そういえば姫華様まだ学園に戻って来てないのか…何してるんだろう。】

兵助「A?A!」
『はい!ごめんぼーっとしてた…』
兵助「大丈夫か…?」
『うん大丈夫!で何?』
兵助「あぁ…見学なんだがな…流石に火薬の取り扱いはさせれないから伊助と火薬壺が揃ってるか数えてくれないか？終わったら教えてくれ。」
『あ、うんいいよ。』

伊助「お姉さん行きましょ!」
伊助君に手を引っ張られ倉庫に入る時三郎次君に睨まれた気がするけど気にせず伊助君に着いていく。

『わ!いっぱいあるね!』
伊助「それぞれ種類違うんですよ。」
火薬の説明されながら数えていく。
土井先生「やぁAいらっしゃい」
『土井先生!火薬委員会の顧問でしたね。』
土井先生「そうだ。今は何してるんだい?」
土井先生に火薬壺を数えていること、伊助君に火薬の事教えてもらっているというと土井先生も教えてくれることになり3人で話しながら作業していると足元に何か見えた。

『何…今の…』
足元をよく見てみると私の苦手な蜘蛛が数匹居た
『…きゃあああ!』
勢いで隣にいた土井先生に抱きつく
土井先生「どうした!?」
『く、蜘蛛!無理!やだ!登って来た!やだ!』
兵助「A蜘蛛苦手なんです。大丈夫か?」
土井先生「落ち着け今取ってやるから…」
伊助君、兵君、土井先生に蜘蛛を外に出してもらった

『うぅ…騒いでごめんなさい…』
土井先生「大丈夫だ。でも蜘蛛いつもは居ないよな?」
兵助「…まさか三郎次!」
三郎次「蜘蛛苦手だって聞いたからビビらせようと思っただけですよ。」
タカ丸「女の子にそんな事しちゃダメだよ!」
『…怖かった…｡でもそんなに怒らないであげてください｡ほら作業戻りましょ?』

私の言葉にみんな納得してなかったけどしぶしぶ作業に戻った。
三郎次「(…なんで俺の事庇うんだ…嫌がらせしたのに…)」
しばらくして数え終わり兵助君に終わった事を伝える
『兵君終わったよ｡』
兵助「あぁ…ありがとう｡次は倉庫の掃除だ。手伝ってくれるか?」
『もちろん!掃除道具取ってこようか?』
兵助「あぁ頼む。」

掃除道具取り行くため外に出ると三郎次君も付いてきた
三郎次「俺も行く」
『わかりました｡行きましょう｡』
すぐ近くにあった小屋からほうきとちりとりを取り戻っていると話しかけられた｡