80話目の段 ページ33
いよいよやってきました火薬委員会見学…!
【うぅ…こんなに緊張するの久しぶりだ…】
なんて考えながら歩いていたら誰かにぶつかった。
『わぷ!すいません!ってあれ?』
タカ丸「わーごめんね?」
『こちらこそすいません。あの火薬委員会の…』
タカ丸「斉藤タカ丸だよーAちゃんやっと会えたね。僕があげたシャンプーとリンス使ってくれてるんだ〜嬉しいな。髪も綺麗だね…触っていい?」
『はい。あれめっちゃくちゃいいですよね。ありがとうございます!綺麗ですかね…?』
タカ丸「うん…今度髪結いさせて?」
【タカ丸さんいい人だなー】
タカ丸「火薬倉庫行くんだよね?一緒に行かない?」
『いいんですか?』
タカ丸「いいよー！あ、タメ口と呼び捨てでいいからね?年上とか思わないでいいよ」
『えっと…はい!あ…わかったタカ丸君』
タカ丸君と仲良くなれ一緒に火薬倉庫に向かうとみんな揃っていた。
兵助「Aこっちだ!タカ丸さん遅いですよ！」
『兵君お待たせ。ごめんね!タカ丸君とあってお話してたら遅くなったの。』
タカ丸「ごめんね〜！」
三郎次「おい!次はタカ丸さんを狙ってるのかよ？何考えてんだがな」
『…池田さん私はただみんなと仲良くなりたいだけなんです。』
三郎次「うるさい!俺は認めないからな！早く出ていけ!」
兵助「三郎次!」
『いいよ兵君…気にしてないから…』
兵助「だけど!A泣きそうになってるじゃないか｡」
『いいって…ほら早くしよ?』
兵助「…わかった。でも無理するなよ…」
『ありがとう…』
伊助「あの、お姉さん!初めまして」
兵君と話してると声をかけられた
『ん?』
伊助「僕は組の二郭伊助です!一年生で僕だけ会えてなかったのでお会い出来て嬉しいです。」
『二郭さんはじめまして。私の名前はもう知ってますよね』
伊助「はい!僕とも仲良くしてください!呼び捨てとタメ口で大丈夫です!」
『…こちらこそ仲良くしてくれたら嬉しいな伊助君よろしくね?』
三郎次「おい!伊助そいつとは話すなって言っただろ!」
伊助「池田先輩…でも!」
三郎次「でもなんだよ!」
【…相当嫌われてるな…。】
伊助「僕お姉さんが悪い人だとは思いません。」
石人「三郎次さんそんな言い方は…久しぶりですAさん。」
『あ、久しぶり石人君｡元気にしてた?』
石人「はい。いつも気にかけてくれて嬉しいです。」
三郎次「石人まで…ふん!調子に乗るのもいい加減にしろよ💢」
『調子なんて乗ってないですよ…』
三郎次「ムカつく…」
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作者名：歌弥乃 | 作成日時：2024年1月2日 14時
