私が幸せになるまでの物語 Ⅱ (ページ25)

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72話目の段ページ25

昆奈門「君が嫁に行ったら伊作君悲しみからね…(ボソッ)」
伊作「ざ、雑渡さん!?」

『なんか言いましたか？』
昆奈門「ふふ、なんでもないよ」
伊作君が何か慌ててるけどなんだろ?

留三郎「A本当に無事で良かった…すまない!呼ばれた時もう少し早く来てれば…ドクタケ怖かっただろ?」

『留三郎君気にしないで?怖かったけど皆なら絶対助けに来てくれるって思ってたんだよ。留三郎君､伊作君もタソガレドキの皆さんも助けてくれてありがとう!』
私がお礼を言うとタソガレドキ忍者隊のみんなはどういたしましてと言いながら私の頭を撫でてくれた。

留三郎「A…すまない…ありがとう。」
昆奈門「いい子だねぇー…タソガレドキに欲しいな」
伊作「雑渡さんでもAは渡しませんよ？」
昆奈門「冗談だよ伊作君。」

留三郎「さて忍術学園に帰るぞ！」
『…みんな怒ってないかな?迷惑かけたし…』
伊作「怒ってないよ?逆にみんな助けに行きたい!って騒いでたんだよ。」

『…そうなんだ』
その後急ぐからと何故か昆奈門さんにおんぶされて(?)忍術学園に帰ってきた。

【私この世界来てから何回おんぶされるの…恥ずかしいんだけど…】
昆奈門「Aちゃん着いたよ。」
『ありがとうございます…今回は本当にありがとうございました!』
仕事があるからとタソガレドキの皆さんとは門前で別れる。
昆奈門「君と話せて良かったよ。またね」
『はい!またお会いしましょう』

秀作「…Aちゃん～！！ごめんねごめんね!僕が休んでたから！良かった～無事で!」
門入った瞬間に秀作君にタックルされました…
『秀作君のせいじゃないよ?ドクタケが悪いんだから気にしないで?』
何とか秀作君を落ち着かせ学園長先生の庵に向かう

伊作「学園長先生無事Aを連れて帰ってきました」
学園長「…そうか入りなさい」
留三郎「失礼します」

『学園長先生…』
学園長「A良かった」
『…ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。』

学園長「…謝らなくて良い、無事に帰ってきてくれて良かった。おかえり」
『…学園長先生…ただいまです』
学園長に手を握られて頭を撫でられる

山田先生「A…!｣
シナ先生「Aちゃん!」
『山田先生、シナ先生!』

山田先生「ドクタケに何もされてないか？」
シナ先生「あぁ良かった…Aちゃんおかえりなさい」

『大丈夫ですよ。なんもされてないです｡シナ先生ただいま…』