51話目の段 ページ3
『そうなんだ。団蔵さんありがとうございます』
団蔵「佐吉言うなよ、恥ずかしいだろ､､!でも会えて良かったです､､友達になりましょ!」
『いいんですか?嬉しいです。』
団蔵「団蔵でいいです!あと敬語抜いてください。」
『わかったよ団蔵君｡』
団蔵君は笑うと何故か膝に乗ってきた。
『団蔵君､､?』
団蔵「えへへっ」
左門「私も友達になりたいです！お姉さん!」
手を握られ左門君は笑顔で言ってくる｡
【左門君可愛い､､｡】
『ふふありがとうございます左門さん』
左門君も名前呼びと敬語じゃなくていいって言ってくれたので外す｡ついでに頭を撫でてあげたらもっと笑顔になった…可愛い､､
団蔵君を膝に乗せたままみんなの作業を見ていると扉が開く
ガラ
安藤先生「皆さん仕事進んでますか？おやAさん｡」
『あ、安藤先生…』
【あれ以来会えてなかったんだよね､､まだちょっと怖いな】
安藤先生が近づいてきたので団蔵君を下ろして向き合う。
『お久しぶりです､､｡』
安藤先生「あの時は申し訳ございませんでした!大事な生徒を守るためとはいえ酷いことを言ってしまって…貴方を傷つけてしまって…」
突然謝ってきた安藤先生に私ばかりか会計委員会全員びっくりしている｡
佐吉「安藤先生…｡」
安藤先生「命懸けで佐吉達を守ってくれてありがとうごさいました｡」
『安藤先生謝らないでいいです。約束は絶対守ると決めているので…生徒を守りたい気持ちはわかります。だから安藤先生は悪くないです｡佐吉君達に本当に怪我なくて良かったです｡もう大丈夫です。』
安藤先生「…私貴方を信じます。佐吉達とも仲良くしてあげてください。」
『…はいありがとうございます｡』
文次郎「さて田村お前は今の見てどう思う?」
三木ヱ門「…私は…まだわかんないです。」
『田村さん無理に信じなくていいですよ?』
三木ヱ門「な、なんでだ。普通の天女なら仲良くしたいとか信じてとか言うのに…お前おかしいだろ!」
『そもそも天女じゃないですし、私は人間です。。おかしいって言われたらそうなのかもしれないですね。今まで玩具みたいに感情無くして生きてきたから､､｡』
文次郎「Aもういいやめろ｡」
三木ヱ門「……ちょっと出てきます｡」
文次郎「あ、田村!」
【ちょっと話してみるか…】
『文次郎君ちょっと2人で話してくる』
文次郎君にそう言って田村君を追いかける｡
『待ってください田村さん｡ちょっとお話しませんか?』
三木ヱ門「…わかった｡」
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作者名：歌弥乃 | 作成日時：2024年1月2日 14時
