私が幸せになるまでの物語 Ⅱ (ページ12)

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59話目の段ページ12

体育委員会の見学から数日経ちました。
翌日見学行こうと思ったんだけど伊作君が筋肉痛治るまで委員会見学禁止って言ってきたので大人しくしてました……

そして今日は生物委員会の見学です。
【生物委員会は三治郎君と虎若君と孫次郎君か…｡】

『八君が迎えに来てくれるから部屋で待ってるんだけど君はなぜいるんだい?ねぇクロマメ～』
にゃー！と鳴くクロマメを撫でていると声が聞こえてきた。

八左ヱ門「Aおまたせ!おほーやっぱりクロマメここに居たのか。」
『八君…!そうクロマメいつの間にかまた来てたんだよね』
そうそう雷君があだ名の事五年に言ったみたいで他の4人もあだ名がいいって部屋に押しかけてきたから呼ぶ事になりました。
勘右衛門君は勘ちゃん
兵助君は兵君
三郎君は三君
そして八左ヱ門君は八君になりました。

八左ヱ門「行くぞー」
クロマメを抱っこして八君について行く。
『ねぇ八君今どんな子が居るの?』
八左ヱ門「んー孫兵の毒虫とか以外なら猫、うさぎ、たぬき、狼とかだな。」
『そっかー！早く会いたいな。』
二人で話しながら歩いてると飼育小屋が見えてきた。

孫兵「お姉さんいらっしゃい。待ってましたよ」
『孫兵君久しぶりだね!ジュンコちゃんも元気?』
ジュンコが首に乗ってきたので撫でてやる。

八左ヱ門「ジュンコに好かれてんだな！」
クロマメを小屋に戻しながら八左ヱ門君が言う。
『仲良しだもんね～!』
《シャー！》
孫兵「ジュンコは本当にお姉さんが好きだね。ほら戻っておいで」
ジュンコを孫兵君に戻して一平君に近寄る

一平「お姉さんお姉さん!えへへ」
『一平君元気そうだねー！(撫で)』
一平「はい!ずっと来るの待ってました!」
一平君と話していると視線を感じそちらへ顔を向ける。

三治郎「あのお姉さん…僕夢前三治郎です!」
虎若「佐竹虎若です!」
孫次郎「初島孫次郎です～…」

『はじめましてお邪魔してます。』
三治郎「僕達お姉さんと話したかったんです～!だから一年は組でお姉さんの部屋に行こうと思ったけど庄左ヱ門に委員会見学で会うんだからその時話したらいいって止められていたんです…だから会えて嬉しいです!」
虎若「いっぱい話したいことあるんです！」
孫次郎「僕は最初は怖かったけど怪士丸とか伏木蔵に話し聞いていて怖く無くなりました～お話しましょー」

『ありがとうございます。私も会えて嬉しいです。』
八左ヱ門「嬉しそうだなA」
『うん!良かった…怖がられていなくて』