22話目の段 ページ24
食堂の裏口に付き、服に付いた土を叩き落とす。
【だいぶ遅くなってしまった､､おばちゃん絶対怒ってるよね､､謝らないと､､手首めっちゃ腫れてきたけど隠し通せますよに､､】
一度深呼吸して食堂へ入る。
『おばちゃんすいません!遅くなりました!』
食堂のおばちゃんに話しかける。
食堂のおばちゃん「…来たのね、末崎さんと同じで来ないかと思ったわ。」
【え、姫華様来てないの!?】
周り見まわしたがおばちゃんの言う通り姫華様はいなかった…
初回からサボったの？
食堂のおばちゃん「まぁ予想はしてたからいいのだけど、天女様も嫌なら来なくて良かったのよ?」
『いえ、嫌じゃありません。頑張ると言った以上ちゃんと仕事するのが当たり前です!遅れたのは本当に申し訳ございませんでした(ぺこり)』
食堂のおばちゃん「…天女様、いやAちゃん顔を上げなさい。ごめんなさいね、嫌な事言って。」
『え、？』
食堂のおばちゃん「シナ先生や土井先生から貴方は大丈夫ですって言われてて信じられなかったけど朝会った時真面目で五年生が来た時も関わろうとしないの見てこの子は本当に大丈夫だって確信したの。これからよろしくね、Aちゃん」
『……ありがとうございます…｡頑張って働きます…!』
食堂のおばちゃん「Aちゃんは皿洗いに集中していいわ､さて今から人多くなるから頑張ってちょうだいね!」
おばちゃんはそうゆうとテキパキ働き始めた。
【おぉ!アニメで見た通り1人で切り盛りしてるんだ…!私も頑張ろ…!】
その後皿洗いに集中してると姫華様が食堂に入ってきたと思ったら三年を見つけて話しかけに行った。
めっちゃ三年嫌がってるけど､､
食堂のおばちゃん「末崎さん仕事しないで何してるの！？」
姫「えー姫やっぱり働きたくない〜!どうせAいるんでしょう〜任せますー♡」
【やっぱりこうなるのか､､】
なんて影から見てる私は後ろから忍び寄る存在に気づかなかった。
〔シャー!〕
【何?!え、ジュンコ!?】
足元から首に何かが上がってきて驚いたがよく見たら伊賀崎孫兵のペットのジュンコだった。ジュンコは私の顔をしばらく見ると寝始めた。
??「おばちゃんご馳走様!ん?こっちからジュンコの声が､､あ天女様､､なんでジュンコと…ジュンコを離してください」
??「どうしたの孫兵」
??「なにかあったの?あ天女様…どうも｣
伊賀崎孫兵、三反田数馬、浦風藤内が厨房に入ってきた
【次は三年か…】
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作者名：歌弥乃 | 作成日時：2023年12月8日 13時
