私が幸せになるまでの物語 (ページ22)

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20話目の段ページ22

「AさんAさん!」

『は、すいません!』
五年の事考え込んでたら呼ばれているの気づかなかった。

吉野先生「大丈夫ですか?はじめまして私は吉野作造と申します。これからよろしくお願いしますね。」

小松田「ぼ、僕は小松田秀作です。よろしくお願いします天女様」

『吉野先生、小松田さんよろしくお願いします。小松田さん天女様って呼ばないでください。』

小松田「え、でも天女様は天女様だから､､」

『私は天女じゃないです。人間です。今までの天女や姫華さんに何されたかわかんないけど私は危害を加える事はしません。』

小松田「あ、、わかったAちゃん､､」

『な、なんで泣いて…』

吉野先生「小松田君は今までの天女にへっぽこすぎてイライラするとか本当いなくてもいいんじゃないとか散々言われてきたんです。だからAさんが敵じゃないって分かって安心したのでしょう。私もAさんの事信じてますよ。」

【…はぁ…?天女達小松田さんに何言ってんだ!小松田さんはへっぽこだけど頑張り屋だし侵入者に対してはすごいんだぞ！】

小松田「Aちゃんありがとう～!僕先輩として頑張るね！」

『はは、吉野先生、小松田さんありがとうございます…』

小松田さんが落ち着いたのを待って改めて仕事内容を教えてもらった。
私の仕事は書類整理、書類のコピー、各クラスや委員会への書類の手分け、生徒や先生に来た手紙の仕分けらしい。書類や手紙を忍たまに届けるのは小松田さんがしてくれるらしい。
吉野先生が生徒や先生に会わない仕事を選んでくれたらしい。ありがたいな。。

ちなみに小松田さんのへっぽこぶりは凄かった､､
書類整理一緒にしたら逆に散らかしお茶飲みましょうって入れてくれたお茶は書類にこぼし最終的には墨を紙の上にぶちまけるという…｡みんなで片付け今小松田さんは入門表持って門へ行きました。

『えーとこれはこうで、、』

吉野先生「Aさんはよく働きますね。」

『お世話になる以上きちんと仕事するのは当たり前です。』

吉野先生「そうですよね､､それが普通ですよね､､」

その後仕事してると昼を知らせる鐘がなる

吉野先生「おやもうお昼ですか。Aさんそろそろ食堂へ行かないと間に合わないのでは?」

『そうですね､失礼します。昼からまたよろしくお願いします。』

そう言って事務室を出た私は人に会わないように食堂へ向かった。