私が幸せになるまでの物語 (ページ13)

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11話目の段ページ13

(辛い時は泣いていいんですよ?)

『泣くか…最後に泣いたのいつだっけな。頼っていいって…あー訳わかんない!この世界来てからまだ数時間しか立ってないのにまたいつも通り嫌われて終わるって思ってたのに…』

土井先生から言われた言葉が頭から離れない。
シナ先生にも着替え教わるとき言われたっけ…

回想～

シナ先生「では着方教えますね。その前に天井裏で様子見てる五.六年達女性の着替え見るのかしら?」

シナ先生がそうゆうと天井裏からｶﾞﾀｯ!!っと音がして気配が無くなった。

『……そんなに慌てることないのに(苦笑)』

シナ先生「さすがに見させる訳いかないわ、さて服ぬいでくれる?」

【この傷だらけの身体見られるのか…仕方ない…】

覚悟を決めて服脱ぐとヘムヘムとシナ先生が驚いていた。

ヘムヘム「ヘム!?」
シナ先生「Aさんその傷どうしたんですか？」

『………【言わなきゃいけないよね…】』

シナ先生「…(言いたくないのかしら)わかりました､今はまだ訳は聞きません。ただ私たちを信頼してくれたら話してくれたら嬉しいな。Aさんが人を怖がってるのも信用しないのも訳ありなのよね？」

『はい…今はまだ信じられませんしまた裏切られたらって怖くて…ごめんなさい…。』

シナ先生「そんなに悲しまないで?ただわかって欲しいのはヘムヘムや私はAさんを心から信用してるって事、皆が皆敵ではないって事を知ってほしい」

ヘムヘム「ヘム!(ギュ)」

『シナ先生、ヘムヘム……ありがとう…。』

回想終わり

『はぁ…。』

姫「入るわよ！」

『姫華様…。』

姫「あら結構私の部屋から近いじゃない～。いいわねこの部屋♡」

【あの顔私に何かしようと企んでる顔だ…】

姫「なんなのその顔ブスだわね～。そうだ明日の朝会でお前こう言いなさい。「私の事は空気とでも思ってください、変わりに姫華さんと仲良くしてあげてください、姫華さんはいい人なんです。私は前の世界でも姫華さんに沢山支えられて来ました優しい人なんですよ」ってねぇーこれで私は忍たま達にちやほやされるのよ～♡代わりにお前はゴミ扱いされていればいいんじゃない～きゃは」

『…………』

姫「なんなのよその顔!また殴られたいの?いいわ殴ってあげる♥️」

『………【楽しそうに私の事殴ってんな…慣れたけど…。】』

姫華がAを殴ること数分

姫「あースッキリした、明日さっきの事ちゃんと言わないと許さないわよ」

『やっと出て行った……』