五話 ページ5
##
「お前...少しは可愛らしく出来ないのかい？」
『えぇ...私可愛くないの？』
「そういう意味では無い...はぁ...旅人、依頼の奴だが、
コイツで間違いない」
「待って待って、状況に追いついていけてない;」
僕とこの女の出会いを話した
なるほど、と旅人と浮遊物は理解してくれたが
問題はまだ解決していない
「冒険者協会での依頼で、湖に来ると攻撃してくる女の霊が居ると言われたんだけど...その、どうして襲うの？来る人が悪さをしているとか？」
旅人が優しく問い詰める
別にそこまで優しくしないでいいだろう
軽く痛めつけて身動きを取れなくして
それから拷問すればいいものを...(ドSにも程がある)
『簡単に言えばそうかな。
ここは私の私有地でね、あそこにある家見えるかな？』
「おー...結構立派だな」
『私の両親が手がけた湖でね、2人が亡くなってから私が受け継いでいたの。
けど、歳を重ねるにつれてここが知らない人のたまり場になっていてね。
たまに夜ここに来て懲らしめてるの』
「なるほど！確かにオイラも、自分の食べ物取られたら怒るぞ」
『ふふ、君面白いね』
「オイラはパイモン！こいつは旅人だ！」
「よろしくね」
知らないうちに打ち解けていく3人
何故か気に入らない
『私はA。A・アラミア
よろしくね。貴方は？』
いきなり僕に目線を向けてきた
なんだ...自己紹介か
仕方ない。この凡人に、偉大なる僕という存在を『聞こえなかったのかな...』
「(イラッ).....名前は無い」
『...そうなの？』
「旅人には放浪者と呼ばれている。お前も好きに呼べばいい」
『分かった。じゃあ...
ほーちゃん』
「は？」
「えっ」
「ぷっ」
『よろしくね、ほーちゃん』
「やめろ踏み潰すぞ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
櫻井(プロフ) - れいかさん» そういえば夢主の気持ちも曖昧なままですね...。素敵なリクエストありがとうございます！ (2023年1月24日 1時) (
レス) id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - コメント失礼します！いつも楽しく読ませていただいてます！もしよければ、マシュがモブ子ちゃん（誰）と話してて夢主ちゃんが嫉妬してるのが見たいです！ (2023年1月23日 21時) (レス) id: e20f39b020 (このIDを非表示/違反報告)
櫻井(プロフ) - はくあさん» リクありがとうございます！さては貴方、ドMですね！？(そりゃそうだろ)お揃いですね！(コラ) (2023年1月23日 0時) (レス) @page17 id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
はくあ - 罵倒されたいです...........！(おい) (2023年1月22日 20時) (レス) @page17 id: 3df7a9e742 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：櫻井 | 作成日時：2023年1月10日 0時
