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『...貴方、誰?』
「...貴方こそどちら様?わたくし達の時間を邪魔しないで頂けません事?」
『は?餓鬼の分際で調子乗らないでくれる?』
「なんですって?あなたに言われたくありませんわ」
気づいてたら体が動いてた
このままじゃダメだって
このまま二人にしちゃダメなんだって
だって距離近すぎだし、女の子の方も手つきいやらしいし
絶対ダメなんだもん
...でも、なんでダメだって思ったんだろ
ほーちゃんの恋人でもなければ家族でもないのに
嫌な気持ちになる権利なんて無いはず
色んな感情がごちゃ混ぜになった結果、
2人の距離を離す、という結論に至り
今こうしてこの女の子が一体誰なのかを問いただしてる
『誰だって聞いてんの』
「貴方こそ誰ですの?」
『私は...』
私の顔を黙って見ているほーちゃんを見ながら答える
『ほーちゃんの彼女ですけど?』
「...!」
「...は、はい?でも彼はわたくしに色んな愛の言葉を囁いてくれましたわ!貴方が浮気されてる方ではありませんか?
可哀想ですわね」
私の怒りはMAXに
すると、ほーちゃんは立ち上がって私の手を取り
自身の指と私の指を絡ませて手を握った
『ほ、ほーちゃん?』
「可哀想なのは君の方だよ」
と、今までの会話が録音されていたのか
小型の機械を取り出した
「そ、それは!」
「僕達の今までの会話を録音させて貰ったよ
君が所属する組織の内部情報をペラペラと...感謝するよ。
君はもう用済みだ」
彼は彼女を見下し笑った
悔しい気持ちでいっぱいの女の子は泣きながら
走っていってしまった
取り残された私たちは気まずさで互いの顔を見ず
ほーちゃんに手を引かれるまま、スメールシティを歩き回った
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櫻井(プロフ) - れいかさん» そういえば夢主の気持ちも曖昧なままですね...。素敵なリクエストありがとうございます! (2023年1月24日 1時) (レス) id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいてます!もしよければ、マシュがモブ子ちゃん(誰)と話してて夢主ちゃんが嫉妬してるのが見たいです! (2023年1月23日 21時) (レス) id: e20f39b020 (このIDを非表示/違反報告)
櫻井(プロフ) - はくあさん» リクありがとうございます!さては貴方、ドMですね!?(そりゃそうだろ)お揃いですね!(コラ) (2023年1月23日 0時) (レス) @page17 id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
はくあ - 罵倒されたいです...........!(おい) (2023年1月22日 20時) (レス) @page17 id: 3df7a9e742 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻井 | 作成日時:2023年1月10日 0時