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十四話 ページ14

##







「....て...」








うーん...





「起きて...もう朝だよ...」







もう朝なの?いつの間にか眠ってたのね








『...ほー、ちゃん?』











面白い少年の爽やかな声と共に起きる朝...

悪くなi「なーんて」








...え?











「僕がこんな感じに起こしてあげると思ってないよね?」

『...おはよう、ほーちゃん』

「おはよう、昨晩は良く眠れたかな?」







私は身体を起こして周りを見た


そっか、私達空くんとパイモンちゃんの洞天の中で眠ってたのね







『うん、ありがとねほーちゃん』








私が感謝の言葉を伝えると
彼は首をかしげ「なんの事かな?」とわざとらしく
私に問うた









『昨晩一緒に居てくれたでしょ?』

「...なぜ?」

『寝ている時にね、ほーちゃんの温もりを感じたの

ぐっすり眠れた。だからありがとう』







彼は少しそっぽ向いて
チッと舌打ちをした




素直じゃないヤツめ





彼の方を見てみると
もう支度を済ませてあった

私をギリギリまで寝かせてくれたのね

ちょっと嬉しい










「朝でも相変わらず死んだような目をしているね」

『朝から相変わらず失礼だね』

「褒めてくれてるの?」

『どういう思考回路してんの。支度してくる。


今日の朝ごはんの担当は誰だろ〜』







私はベッドから身を出して軽く背伸びして
洗面所へ向かった



顔を洗って歯を磨いて...





ん?あ、ブラシもあるのか

なんでも揃ってるなここ
宿か何かかな?


空くん旅終わったら宿とか経営した方がいいよ
儲かるよ
パイモンちゃんも大喜びだようん








鼻歌を歌いながら髪をブラシでといていると
後ろからほーちゃんが来て
腕を組みながら壁に寄りかかった




私はそんな彼を横目で見ながら続けて髪をとく










『〜♪』

「...」




『よし、準備ok』

「...Aのその歌は、既存の歌かい?」






私の歌に興味を持ったみたい






『ううん、自分で作った歌だよ』

「へぇ。あまりにも独特なセンスな歌だなとは思ったけど」

『その割に気に入ってるね』

「...否定はしないよ。今まで聴いてきた音楽は全て雑音でしか無かったからね」

『そっか、よかった』

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設定タグ:原神 , 放浪者 , スカラマシュ   
作品ジャンル:恋愛
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櫻井(プロフ) - れいかさん» そういえば夢主の気持ちも曖昧なままですね...。素敵なリクエストありがとうございます! (2023年1月24日 1時) (レス) id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいてます!もしよければ、マシュがモブ子ちゃん(誰)と話してて夢主ちゃんが嫉妬してるのが見たいです! (2023年1月23日 21時) (レス) id: e20f39b020 (このIDを非表示/違反報告)
櫻井(プロフ) - はくあさん» リクありがとうございます!さては貴方、ドMですね!?(そりゃそうだろ)お揃いですね!(コラ) (2023年1月23日 0時) (レス) @page17 id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
はくあ - 罵倒されたいです...........!(おい) (2023年1月22日 20時) (レス) @page17 id: 3df7a9e742 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻井 | 作成日時:2023年1月10日 0時

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