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…うーん、我々国………
『どう侵入しようか…』
勘でしかないが、あの国の総統はよほど頭がキレるのだろう。でなきゃ、あの総統に変わった瞬間に伸びた勢力の説明がつかない。
『えーと、我々国は合計11人の幹部でそれぞれ部隊が編成されており、それら幹部をしきるのが
総統《グルッペン･フューラー》そして
総統に次ぐ実力者で、書記長の《トントン》
…こりゃ、気に入られるようになるだけでも一苦労だな…』
独自で集めた資料を読み、あーでもないこーでもないと不毛な論争を繰り広げる。
『ふー……行くだけ行くか』
そして着きました我々国。
『(戦争ばかりの国という印象だったが、城下町は栄えているし、物の質も良い。
やはり、幹部が11人も居ると均衡を保ちやすいんだな)』
そんなことを考えていると、前方から悲鳴が聞こえた。
「バックを捕られたの！その男を捕まえて!!」
その男は、真っ直ぐこちらに向かってきた。
と思ったら急に方向を変え、そこらを歩いていた少年を捕まえ、ナイフを取り出した。
「動くな！それ以上動いたらガキが死ぬぞ!!」
『外道が…』
呟くように言ったつもりだったが、運悪く、その言葉はその男の耳に届いたようだ。
「おいてめぇ！そこのマント羽織ってるやつ！」とナイフで俺を指す。
「文句があんのか!?あ"ぁ!?」
…ま、いっか。
『そりゃあな。こんな真昼間、バックは捕るわ人質は取るわ、挙句には自分を正当化し怒鳴りつける。
そんな奴を外道と言うのは……間違えてるのか？』
すると、その男は顔に青筋を立てた。
「この……生意気なぁ!!!」
男は人質を解放し、俺に向かって走ってきた。
うわバカ……
「うらぁ！」とナイフを俺に向けてくるが…
『(遅…)』
俺はナイフを持つ手を上に弾き、相手の力を利用してそのまま投げた。
ナイフを手元から遠ざけ、身動きが取れないよう、手を拘束し、確実に体を押さえて。
『どなたか！兵士を呼んでいただけますか!?
体格差があるので私だけで押さえているのにも限界が…[「その必要は無いで」]』
…あー、なるほど。
『どういうことでしょう？』
「あ、ひょっとして旅の方やったりします？」
『はい。見聞を深める為に一人旅を(大嘘)』
「そら災難でしたなぁ。初めまして。この国の幹部やっとります。ロボロ言います。
とりあえず、お礼は城でするわ。そいつ連れてきてもろてええ？」
『はい。大丈夫です』
俺は人質にされていた、少年のようなその人に付いて行った。
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LIFE(プロフ) - 遥さん» ………あー(やっと気づいた)成程です。ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月23日 1時) (
レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - LIFEさん» 二次創作であるため、ご本人様の目につかないようにするためです。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 遥さん» 検索避け……ですか？えと……Blと間違われないようにする為にですか？ (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 検索避けした方がいいですよ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 弱々しい勇者さん» わわわ……ありがとうございます！「こうしたい！」というのはあるのですが、中々どうして自分の脳みそが追いつかなくてですね--; 頑張って……2日に1回は更新したいですな← (2019年7月21日 16時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LIFE | 作成日時：2019年5月29日 22時
