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あの仕事を終えてから早3ヶ月。
今日も平和に仕事が来ない。
『…ま、あの金があればほぼ一生暮らせるがな』
しかし＿
暇だ。実に暇だ。
仕事があれば必然的に体を動かすことになる。だからどちらかというと仕事が好きなんだよなぁ…
『…まあ、多分そろそろ仕事が来るだろ』
なぜそう思うかって？勘だ←
ﾁﾘﾝ)
お、噂をすれば……
『いらっしゃい。何をお探しかな？』
久しぶりのお客様はフード付きのローブを身に纏い、顔どころか体型もわからないような服装だった。
「ここは、情報屋 ネーロ・イルッターナの店で合ってますか？」
『…おや、私をお探しでしたか』
…すごくほんわかした雰囲気だなこの人。
声的に男性……か。
『それで…どんな商品をお望みで？』
「……我々国はご存知でしょうか？」
《我々国》
最近勢力を伸ばし始めた国だ。歴史は古くないが、その国を仕切る総統の手腕は見て取れる。
『勿論、あまり歴史に名を刻むことはありませんでしたが、この数年で伸ばしてきた勢力には驚きを隠せませんよ。あの国の総統殿はさぞ勤勉なのでしょう。1度お会いし、ゆっくり対談してみたいと思えるほどです。
それで。貴殿はその国の情報が欲しいのですか？』
「ええ、我々国の幹部全員の情報と、その国の情勢を調べて頂きたいと思いまして」
…ふむ。久しぶりの依頼は中々にハードだな。
『では…おいくらで？』
両手の指を絡め、台のようにして顎を乗せ、問う。
お客様は迷うことなくこう言った。
「……いくら払えば満足して頂けますか？」
微かに見えた口元は不敵な笑みを浮かべていた。
『そうですね………では』
俺はカウンターから立ち上がり、売っているテキトーな刃物を自分の首に当てた。
いつもやってるやつだ。
『貴殿は＿＿＿私の首にいくら懸けますかな？』
笑って言う俺は狂っているのだろう。しかし、この瞬間が、俺は最高に楽しいのだ。
「…とりあえず、刃物をおろして下さい」
『おや、私のような者に気を使う必要はありませんよ。
…ですが、素直に聞くことにしましょう』
刃物をおろし、元の場所に戻した。
「そうですね…
では、10億にしておきましょう」
『…上限はおいくらで？』
「無制限で」
お客様は再び笑う。
『ﾆﾔｯ)はい、OKです。承りました。』
「では、よろしくお願いします。情報屋さん」
『了解しました(ジュ スイ ダコール)』
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LIFE(プロフ) - 遥さん» ………あー(やっと気づいた)成程です。ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月23日 1時) (
レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - LIFEさん» 二次創作であるため、ご本人様の目につかないようにするためです。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 遥さん» 検索避け……ですか？えと……Blと間違われないようにする為にですか？ (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 検索避けした方がいいですよ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 弱々しい勇者さん» わわわ……ありがとうございます！「こうしたい！」というのはあるのですが、中々どうして自分の脳みそが追いつかなくてですね--; 頑張って……2日に1回は更新したいですな← (2019年7月21日 16時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LIFE | 作成日時：2019年5月29日 22時
