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入軍して2ヶ月が過ぎた……
『(……情報的にはもう十分だな)』
これ以上長く居てもやることも無い。よし、
『出るか』(ﾎﾞｿｯ)
俺は部屋の窓から飛び降り、門番の目を掻い潜って外へ出た。
『ふー、久しぶりの我が家は落ち着く……』
オゾレ・アレクサンドラの姿から情報屋 ネーロ・イルッターナの姿へと戻る。
やっぱり、この格好が1番落ち着く。
『軍に入っている間に仕入れた情報はもう既にまとめてある。あとはお客様が取りに来れば、俺の仕事は終わり。
いやぁ、楽な仕事だ』
本当に楽な仕事だ。あの時の地獄に比べれば。
『……寝るか』
俺は久しぶりに寝室に入り、ふかふかのベッドでぐっすり寝た。
ﾁﾘﾝ)
『いらっしゃい。おや、商品を依頼していたお客様ではないですか。耳の早さには流石としか言い様がありませんね』
β「御託はいい。さっさと品物を寄越せ」
『はい、こちらに』
俺は厚さ2センチはある紙の束を渡した。
総統殿はその場で読み始める。
β「!?……これはすごい…我が軍の知り得ぬことまで全て………」
『お気に召したようで何よりです。それではお代ですが＿＿』
β「ﾆﾔｯ)あぁ、その件だがな」
気味の悪い笑みを浮かべ、総統殿は言う。と、同時にボディーガードの銃が俺のこめかみに突きつけられた。
『………何のおつもりで？』
β「銃口を突きつけられて眉一つ動かさないとは流石だな。
なぁに、たかが情報屋に50億も支払うなんてそんな馬鹿げたことが許される訳もないだろ？
的確な処置をしているだけさ」
『…つまり、私を処分して、情報だけ我が物にする……と？』
β「察しがいいな。話が早くて助かる。
と、言う訳だ。死んでくれ情報屋」
『…なるほど、貴殿は＿＿これだけで私を殺せるとお思いなのか………
貴様、俺を舐めてんのか？』(殺気)
β「ｿﾞｯ…!)ｯｯ…やれ！」
その言葉が放たれた瞬間、俺はボディーガードの手を弾き、銃は絶対に手が届かないところまで蹴り飛ばした。この間0.2秒。
更に、そのボディーガードに背負い投げをお見舞いしてやった。ここまでで0.5秒、つまり、《一瞬》
β「…ば、バカな……そいつは、この国で……1番の…………」
ガタガタと体を震わせながらそんなことを言っている。これでNo.1とは、この国の未来が心配になってきた。
『これでもまだ、支払いませんか？』(殺気)
そういうと、総統殿は5分しない間に約束の分の金額を用意してきた。
………これで仕事が来なくても暮らせる……
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LIFE(プロフ) - 遥さん» ………あー(やっと気づいた)成程です。ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月23日 1時) (
レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - LIFEさん» 二次創作であるため、ご本人様の目につかないようにするためです。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 遥さん» 検索避け……ですか？えと……Blと間違われないようにする為にですか？ (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 検索避けした方がいいですよ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 弱々しい勇者さん» わわわ……ありがとうございます！「こうしたい！」というのはあるのですが、中々どうして自分の脳みそが追いつかなくてですね--; 頑張って……2日に1回は更新したいですな← (2019年7月21日 16時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LIFE | 作成日時：2019年5月29日 22時
