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ノー「下民の分際で……………!?」
平手打ちの勢いからか、俺の顔を隠していたフードが取れてしまった。
ノー「その目は………兄上の……？」
『ふ……これで…国王様が俺に拘る理由がわかったか？』
ノー「ｯ!!
…ﾌｯ、けど不運ね。その目を受け継ぐなんて…
…城に来れば治せるわよ？その目」
!!…そう来たか……けど、良い事を聞いた。
ノー「いくら王族でも規則に逆らうことは出来ないもの。
やはり、あなたに政治を仕切ってもらうしかないのよ」
『俺は政なんか御免だ。出てくる言葉は偽善ばかり……吐き気がする…！』
それに国王代理になれば、嫌でも婚約者を決められるだろう……そんなの御免だ。
ノー「……そう………
なら、闇オークションに出品させて貰うしかないようね」
『!!ハッ…何処までも屑だな、王族ってやつは…
だから嫌いなんだ…(ﾄﾞｸｯ…！』
一層、鼓動が大きくなった。どんどんどんどん、加速していく…
体が熱い……胸が………肺が……
痛い…！
ノー「まだそんなに逆らえる気力があるなんて…しぶといのね[『ｺﾞﾎ…』]流石、あの女の子ど…[『ｶﾞﾊｯ…！』]！」
『ゲホッゴホッｶﾞﾊｯ…！ヴッ…オ"エｯ…！』
俺は重力に逆らえきれず、そのまま体を地面へ落とした。俺の体からは、ボタボタと赤が流れている。
『(痛い…熱い……苦しい…！)
ｹﾞﾎｯガッ！ヴｯゴッ…！』
ノー「…ふーん、散々強がってたけど、威勢だけだったのね。その様子なら、残りはかなり少ないのかしら？」
『ﾊｧ…ﾊｧ……うる……せぇ…』
ノー「運びなさい」
ノーラは、外に待機させていたボディガードの男たちにそう言った。
まずい……力が……
「A！」
その声は…よく知っている声だった…
『……ぺ…しん…？』
どうやって裏へ…………
!!隠し通路か…！
ペ神「俺だけじゃないで」
『!!グルッペン……どの…』
グルッペン殿は、壁に手を付き、なんとか立っている状態だった。
当然、顔色は悪い。
ノー「あら、これはこれは…我々国総統閣下ではありませんか」
グル「お初にお目にかかります。イーリス国国王妃代理、ノーラ・イーリス殿。このような格好で貴嬢に拝謁致しますこと、誠に遺憾に思います」
ノー「ﾌｯ…戦場の策士は皮肉もお上手ですのね。ところで、何故………ような…………しい…店……から…………か…た……」
…そこからの記憶は、とてもぼんやりしていた…
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LIFE(プロフ) - 遥さん» ………あー(やっと気づいた)成程です。ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月23日 1時) (
レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - LIFEさん» 二次創作であるため、ご本人様の目につかないようにするためです。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 遥さん» 検索避け……ですか？えと……Blと間違われないようにする為にですか？ (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 検索避けした方がいいですよ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 弱々しい勇者さん» わわわ……ありがとうございます！「こうしたい！」というのはあるのですが、中々どうして自分の脳みそが追いつかなくてですね--; 頑張って……2日に1回は更新したいですな← (2019年7月21日 16時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LIFE | 作成日時：2019年5月29日 22時
