検索窓
今日:7 hit、昨日:7 hit、合計:52,452 hit

20 ページ22

*ゾム視点*

ゾム「……う……」

一瞬、光が見えた。俺はその光が何なのか知りたくて、光に追いつこうとした。

「………っ……め…………だ…………だめ……………




ダメ、ゾム」

ゾム「ハッ!ガバッ!!)はぁ……はー…はっ…………

っッゆ……め…?」

嘘やろ………まさか、まだ……

ゾム「ギリッ)………?ここ、どこ?」

見覚えの無い間取りに、見覚えの無いベッド。

ゾム「……はよ出な…」

ベッドから出て、扉の方に進んで行くと

ゾム「!!グルッペン…」

グルッペン…俺の隣のベッドで寝とったんか……

全ッ然気づかんかったわ。

ゾム「グルッペンがおるなら…大丈夫なんやな」

人一倍警戒心が強いグルッペンが安心して眠っとるんなら、身の安全は保証されとるな。
____________

__________

_______

部屋を出て少し歩くと、明かりが見えた。
それと同時に、話し声も聞こえてきて、それも徐々に大きくなった。

ゾム「……家主がおるんか?」

なら挨拶せんと……

俺は壁からひょこっと顔を出した。

『…おやゾム殿[ゾム「ビクッ!)」]目が覚めたのですね。コーヒーと紅茶と緑茶とほうじ茶…あ、あとココアもありますよ。
どれになさいますか?』

ゾム「あ、じゃあ緑茶で……なんや、ここお前の店やったんか、ネーロ」

『はい。グルッペン殿が、ゾム殿を抱えてここまで運んでこられたのですよ。傷を見た時はとても驚きましたが………大事に至らず、安心しました』

ゾム「…そか………グルッペンが……」

ペ神「ジー…)ねぇ君[ゾム「俺か?なんや?」]
ニコッ)
君ノンケ?[ゾム「………は…」]」

……………は?

『しんぺい?(低音)』

俺が戸惑っていると、ネーロが聞いたことも無い低い声を出した。

ペ神「……い、いやぁ?違うんよ??あの、だから、その…」

『何が違うんだ雑食野郎。あれほど俺の客には手ぇ出すなっつったろ?なんなら、お前の体に一生残る傷付けて……[ペ神「わかったから!冗談やから!ごめんて!!」]俺に謝ってどうするんだ?』

ペ神「ごめんね!ゾム!」

ゾム「え、あ、はい…?」

あまりにもネーロの殺気が本気すぎて気圧されたわ…

ゾム「(こいつ、怒らせると怖いタイプやな…)」

てか、あの人“しんぺい”ってゆうんやな。

21→←19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
128人がお気に入り
設定タグ:我々だ , 男主 , 軍パロ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

LIFE(プロフ) - 遥さん» ………あー(やっと気づいた)成程です。ご指摘ありがとうございます! (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - LIFEさん» 二次創作であるため、ご本人様の目につかないようにするためです。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 遥さん» 検索避け……ですか?えと……Blと間違われないようにする為にですか? (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 検索避けした方がいいですよ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 弱々しい勇者さん» わわわ……ありがとうございます!「こうしたい!」というのはあるのですが、中々どうして自分の脳みそが追いつかなくてですね--; 頑張って……2日に1回は更新したいですな← (2019年7月21日 16時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:LIFE | 作成日時:2019年5月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。