11 ページ13
「おーショッピ君！何しとんやぁ?!」
ショ「うっさいわ。見ての通り、侵入者と対戦中っすけど、なんか用っすか」(殺気)
ショッピ殿は、突如現れた彼に殺意丸出しでそう聞いていた。
…あぁ、この人か……
「侵入者？この人お客様やで？」
ショ「は？」
『【情報屋 ネーロ・イルッターナ】と申します。ロボロ殿とゾム殿に連れられ、こちらに』
ショ「いや、お客様が来るとか聞いて無いっすけど…」
その言葉を聞いた俺は、ショッピ殿と一緒に彼の方を睨んだ。
「…あー…すまん。伝えとらんかった(--;」
『…コネシマ殿。上司として、最低限の情報交換は行いましょうか(ﾆｺｯ』
コネ「…はい。すんません」
「なんやぁ〜！侵入者とちゃうかったんや〜。
俺も何も聞いてへんで」
殺気を出しながら俺を狙っていたスナイパーがすっかり殺気を出さずに現れた。
『流石ですね鬱殿。貴殿の遠距離狙撃と、ショッピ殿の近距離攻撃には、参りました。
こんなに素晴らしい腕をお持ちなのに情報担当とは、大変失礼なのですが、宝の持ち腐れのように感じて仕方ないです』
鬱「ま、まさかそんなに褒めて貰えるとは……
正直めっちゃ困惑しとるわw
お前避けんのも間合いに入るんも上手いやん。
狙い定めんのキツかってん」
『お褒めいただき光栄です』
鬱「ま、俺が情報担当なんは、女慣れしとるからっちゅーんが大きいな。
この軍のヤツら、女付き合い多くないどころか、彼女出来たこと無いやつも居るしな」
あー、なるほど。敵国の女から情報を得ている…と。
『…女性慣れしていない方は、なんとなく検討がつきます』
こんな職に就いてるせいか、プロフィールを聞かなくても、顔を見て実際に話せば、ほぼ100%職業や人がらだけではなく、男女関係を持った回数まで分かるようになってしまった。
因みに、トントン殿とロボロ殿は確実に経験が無い。
『では、私はお暇いたします』
コネ「なんや？この軍入らへんのか？」
『はい、まあ。というか、ご存知だったんですね』
コネ「あー……立ち聞きしててん…すまんな」
『いえ、本当に失礼します』
鬱「って…ちょい待て！」
ショ「軍に入るんすか。この人」
コネ「おん。ええやろ？」
鬱ショ「まあ、ええけど/ええんちゃいます？」
えぇ………
『私には自分の店がありますので。失礼します』
そこまで言って、俺は本当に城から出た。
我々国軍は、どうやら俺を軍に入れたいらしい｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
LIFE(プロフ) - 遥さん» ………あー(やっと気づいた)成程です。ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月23日 1時) (
レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - LIFEさん» 二次創作であるため、ご本人様の目につかないようにするためです。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 遥さん» 検索避け……ですか？えと……Blと間違われないようにする為にですか？ (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 検索避けした方がいいですよ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 弱々しい勇者さん» わわわ……ありがとうございます！「こうしたい！」というのはあるのですが、中々どうして自分の脳みそが追いつかなくてですね--; 頑張って……2日に1回は更新したいですな← (2019年7月21日 16時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：LIFE | 作成日時：2019年5月29日 22時
