プロローグ ページ1
______万事屋______
________それは、多様な商品を扱っている商店の総称_______
__そして、ここの万事屋は少し違う__
チリン)
『いらっしゃい………ん?これはこれは、β国の総統殿がこのようなへんぴな所へ直々にいらっしゃるとは………
______どんな商品をお望みで?』
β「わかっているのだろう………
γ国の情報を売ってくれ」
この店には勿論、普通の商品も売っている。
ピストルにサバイバルナイフ、青果に肉や魚、花まで、本当に何もかもが売っている。
『おいくらで?』
フードを目深く被り、男だか女だかわからない店主は言う。
β「いくらがお望みだ?」
『うーん……そうですねェ____
貴殿は、私の首にいくら懸けますかな?』
店主は己の首に商品の1つであるサバイバルナイフを当てる。
白い肌に赤い筋がつたる。
β「お前か?お前なら、__そうだな。
最低でも50億だな」
『ではそれで。私の働きが貴殿の望み通りならば、50億お支払いください』
カシャン、とナイフを置く音が広くない店内に響く。
β「望み以下だったら?」
『代金は要りません。
但し、望み以上の働きをした場合はチップを弾んでくださいね?』(ニッ
店主は笑う。フードの闇の奥、少し上げた顔、そこから、微かに口元だけが覗く。
β「勿論だ」
『……では、交渉成立です』
店主は、カウンターから1枚の紙を出した。
『こちらにサインを。最近は詐欺が多いですからね』
それは契約書であった。
β「…フン、俺は信用ならんのか?」
『ニコッ)まさかそんな、恐れ多い。念には念を、ですよ』
そんな会話をしながら埋まっていく契約書。
丁寧に拇印まで押させていた。
『…はい、OKです。承りました』
β「…では頼むぞ。【情報屋 ネーロ・イルッターナ】」
『了解しました(ジュ スイ ダコール)』
__これが、とある万事屋の日常__
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LIFE(プロフ) - 遥さん» ………あー(やっと気づいた)成程です。ご指摘ありがとうございます! (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - LIFEさん» 二次創作であるため、ご本人様の目につかないようにするためです。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 遥さん» 検索避け……ですか?えと……Blと間違われないようにする為にですか? (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 検索避けした方がいいですよ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 弱々しい勇者さん» わわわ……ありがとうございます!「こうしたい!」というのはあるのですが、中々どうして自分の脳みそが追いつかなくてですね--; 頑張って……2日に1回は更新したいですな← (2019年7月21日 16時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LIFE | 作成日時:2019年5月29日 22時