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「ジミニとホソギは仕事の都合で来れなかったんだけど、シュガヒョンの彼女に会いたがってましたよ」


「会うっていうより見たいって感じだったよね、興味津々!みたいな」


ナムジュンの情報にジョングクが少し戯けて返した。


「でもユンギが自分から彼女連れて来るって言い出した時、本当に何か物食べたのかと思ったよね」


「ジニヒョンすかさず"彼女?!"って大きい声出すから、俺耳本当にキーンって、笑」


ジンの冗談にテヒョンが耳を指差しながら笑った。


「そんな意外?」


ユンギのそれにバラバラではあるが四人全員が'意外でしょ!'と強めに言ったし、ナムジュン辺りは勘弁してという感じで笑ってたりもした。

私はその和気藹々とした景色を眺めてるだけで、精一杯。
バッグの中にはユンギを含めて五人のサインが入った色紙が入ってるだけでもう満足で。
私の物ではないけれど。


「Aさん、コーヒーか何か飲みます?」


バッグを抱えて座ってるだけの私に気を遣ってくれたのはジョングクだった。


「いえ、大丈夫です、ていうか私そろそろ帰ろうかと」


みんな忙しいんだろうし、ユンギは明日からまた海外だし。
もう時間的に、なんやかんやここに来て三十分は経っているし。

私の言葉にガヤガヤとしていた会話が止んで、何故かジンと目が合った。
顔が整い過ぎていて同じ人間とは思い難い。


「そうですよ!ユンギと一緒に帰って、美味しいトッポッキ作ってやって下さいね!」


なのに手をパンと叩いて、割と大きめな声でそんな事言うから、さっきのナムジュンの様に今度はユンギが勘弁してという表情で額を押さえていた。

その後でジョングクと目が合うと、"しーっ"と口を横に開いて人差し指をそこに当てた。
私はそれにただ頷き返した。
"分かってます"という意味を込めて。


「また、いつでも遊びに来て下さい」


'今度はジミニとホソギヒョンがいる時に'
帰り際にそう言ってくれたのはテヒョンで、それはそれは深く頭を下げて別れた。

BTSファンの同期がテヒョンのファンになるのも分かる気がした。

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かむ(プロフ) - にゃんさん» 最後まで読んで頂きありがとうございます🥹しかも新しいのまで!何回でも読み返して下さい!笑 (4月2日 15時) (レス) id: 5dfe42fd36 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - ユンギさんのお話最高でした!!最高すぎるのでもう一度読み返しに行ってきます!!(今更新中のお話もとても楽しく読んでます!私の日々の楽しみです!) (4月2日 12時) (レス) id: b48cf01a74 (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - u512さん» 私のペンになんて嬉し過ぎます🥲✨私もいつも終わらせたいような終わらせたくないような気持ちで書いてます!(笑)最後まで読んで頂きありがとうございます🥹 (4月1日 10時) (レス) id: fb7c0dcb39 (このIDを非表示/違反報告)
u512(プロフ) - やはり最高です‼️‼️かむさんペンになってしまいました‼️一生終わらないで欲しいと毎度思ってます‼️最強に拗らせられました‼️‼️これからも楽しみにしています🥹✨ (4月1日 9時) (レス) @page34 id: 37a21340a3 (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - 苺あめさん» 見てきたかのようななんて嬉しいです🥹こちらこそ読み続けて頂いてありがとうございます! (3月31日 20時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かむ | 作成日時:2024年3月27日 23時

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