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母親が持って来たコーヒーが二つ。
それからいつ買って来たのか分からない韓国の薬菓が乗った皿。
それを一個食べたジョングクが'
それからコーヒーを一口飲むと'あのさ'と。
「ジミニヒョン、別れたよ」
何から話すかと思えば。
ジョングクの話は予想していたものと違って、当然複雑で返す言葉がなかった。
「あ、でもヌナのせいとかじゃないよ。俺も知らなかったんだけど、ヌナとは関係なく元々別れるとか別れないとかってヒョンは話してたんだってさ」
"私のせいじゃない"と聞いてもすぐに納得は出来そうにない。
私がきっかけになってしまった可能性は拭えないからだ。
「それから、その…先輩？は辞めたって」
「え…先輩が？」
ジョングクからは驚く事ばかり出てくる。
二、三ヶ月会わなかった訳じゃないのに変化が大き過ぎて。
とは言っても私も会社を辞めてこうして日本にいて実家にジョングクがいるのだから、同じ様なものだが。
私の言葉に'うん'と頷いたジョングクはまた薬菓を食べて
「ただ責任取りたいからって言ったって、ジミニヒョンも詳しく聞いてないって言うから俺も理由は分かんない」
そう言って思い耽る様に息を吐いた。
"責任"私にも確かな事は勿論分からないけれど、先輩が辞めた理由に思い当たる節がない事はない。
先輩の性格やしてしまった事はさておき、仕事は出来る人だっただけに単純に残念でまた複雑だ。
やっとコーヒーを一口飲むと何となく韓国で飲んだコーヒーと同じ味に感じた。
「それで、次が本題ね」
軽く咳払いしたジョングクが私の方を向いた。
髪がだいぶ伸びた。
でも大きな黒目がちな目は何にも変わってない。
私と同じピアスも。
「ヌナはジミニヒョンと付き合うの？」
ちょっと緊張したのに−−−呆れた。
思わず出てしまった深い溜息にジョングクが'なんで？'と。
「まず、先に、ジョングギがなんでここにいるか話したら教えてあげる」
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かむ(プロフ) - あこさん» それは作中のジミン氏が泣いて喜ぶやつ言葉ですね🥹最後まで読んで下さってありがとうございました！ (2月29日 7時) (
レス) id: 40531361f3 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 最後の最後でジョングクと付き合うのは予想してなかったです😖⤵ジミンとくっついて欲しかった🥺次はジミンが幸せになるお話をお願いしますm(_ _)m楽しみにしていますね(*^^*) (2月29日 5時) (レス) @page40 id: c61c62757d (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - Tearさん» レスが遅くなってすみませんㅜㅜこちらこそ最後まで読んで下さってありがとうございます！！ (2月27日 21時) (レス) id: 40531361f3 (このIDを非表示/違反報告)
Tear(プロフ) - かむさん…最高です！本当に最高しか言えないです！素敵なお話ありがとうございます！ (2月24日 22時) (レス) @page40 id: f87fa27e4a (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - senra1003さん» いやいや恐れ多いですぅぅ…ㅜㅜでもそうやって言って頂けると本当に励みになります(；ω；) (2月23日 9時) (レス) id: 40531361f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむ
| 作成日時：2024年2月20日 19時
