第４０話 腕試し�� ページ43
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本当に…なんでこんな力があるのか私にはわからない
これは地上で彼に会った時に初めて知ったのだけど
ジェハ「それは…どんな力なんだぃ？」
緑龍は興味深そうにニヤニヤしながらそう聞いてきた
ギガン船長もこっちを見ている…っていうか睨まれている？
仕方がない…
話さないとみんなも元に帰れなさそうね
A「ジェハ…腕、だして」
ジェハ「？」
疑問に思いながも服をまくって言う通りにしてくれた
本当に嫌になる
近き、隠し持っていた短剣でジェハの腕に傷を作る
ジェハ「っ！」
A「動かないで」
腕から出てきた血を指ですくい、舐める
A「緑龍の力は天高く跳躍する脚だったわね…」
そういいながら服で隠れている脚を見せる
ジェハ・ギガン「！！」
私の脚には龍の鱗がついていた
A「まず一つ目は血を飲めば力を使うことができること…それと…」
ジェハの腕にある傷の上に手を置く
淡い光がジェハの腕を包み込み、私が手を除ける
ジェハ「！…傷が！」
ギガン「直せるのかぃ…？」
A「まぁ、そんなところです」
実際には私にうつしているだけだけど…と熱い腕を隠しながら心の中で付け足す
ギガン「その鱗は…力はいつ消えるんだぃ？」
A「血を飲む量によって変わるわ
今は舐めただけだけだから1時間未満ってところ」
服を直し、軽く地を蹴ってみる
なんというか…高い
ジェハ「このまま夜のお散歩といこうか♪」
同じ力を使っているというのに…なんて危機感のない
もし、私が四龍の血を飲めば……
ジェハ「そんな暗い顔は似合わないさ！
ほら行くよ♪」
ジェハは(無理やり)私の手をとると緑龍の力を使って空を飛び続けた
空から見下ろす街は懐かしく思える
私はずっとこれを見ていたのに…何故か地から空を見上げるのが当たり前になっていたと実感させられる
ジェハは鼻歌を歌いながらまっすぐと前だけを見ていた
彼はただ自由を求めているだけ…
A「ジェハは今の仲間が大切？」
ふと口にしてしまった言葉、驚いたジェハは屋根の上へと着地した
ジェハ「今のくらしは気に入っているよ」
だからこそヨナにはついていけないと言っているような気がした
手から伝わってくるのは悲しい過去と楽しい今の映像だった＿＿
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セレーナ - 続きを書いてほしいわ^ - ^できたら更新停止を外して更新頑張って (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 60c907fcf4 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 早く、続きが読みたいです！更新頑張ってください！ (2018年5月26日 21時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - キャラクターなど、能力とか工夫されていてとても面白いです！！更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！がんばってください！(( o(｀･ω･ ´)o )) (2017年9月25日 17時) (レス) id: 7dd6445912 (このIDを非表示/違反報告)
百龍(プロフ) - 結葵乃さん» 申し訳ございません！レス返すの遅くなってしまいました…！ 面白いと言って頂けて感激です！これからもよろしくお願い致します!! (2016年7月19日 17時) (レス) id: b5156c55ad (このIDを非表示/違反報告)
結葵乃(プロフ) - この小説がおもしろくていつも楽しみにしてます頑張ってください (2016年7月15日 20時) (レス) id: fe87636d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百龍 | 作成日時：2015年10月20日 16時
