第２８話 二組 ページ29
A「それじゃあ、作戦通りに動きましょう」
作戦は至って簡単
まずはじめにチダイとウィンで岩を壊す
次にシャインとユキナで“ 水 ”を作り出す
最後に風牙の都の川の領域に保護をする
自然の摂理はあまり変えたくないのだが、ここが豊かになれば人も動物も住みやすくなると考えた
A「では、始めるわよ」
私の合図にそれぞれ動き始める
チダイ「粉々にするとダメで、退かす様に壊す…結構難題だな」
ウィン「私と、お前を組ませたのには何か理由があるのだろう…」
この二人には岩を壊せとしか言っていない
ひとつだけ約束は川に岩の破片を入れないこと
それを守れればどんな事でも良いと言っておいた
果たしてどんな結果になるのか…
もう二人は＿＿
シャイン「えーっと…」
ユキナ「違うよ。」
シャイン「ええっ！？」
＿＿心配だ。
ユキナはしっかりしているからいいけど…シャインが心配
A「シャイン…」
呟くとシャインは慌てたように形に入る
シャイン「で、できます！」
大空に手を伸ばし、呪文を唱える
形はあっている…だけど、呪文が違う
ユキナ「兄さん。呪文間違っていますよ。」
シャイン「！」
ユキナに指摘されしょぼくれる
これではどっちが兄かわからない…
A「シャイン、大丈夫ですよ。
雑念を捨て、呪文を思い出して」
たぶん、まだ私のことが気になるのだろう
さっきからこっちをチラチラ見ているのがわかる…ってかわかりやすい
私の言葉に頷くと手を太陽にかざす
呪文を唱えていくと次第にシャインの手が橙色に光だす
そしてシャインの髪は風になびく
目をつぶっていたシャインは目を開け、子供ように笑った
シャイン「で、できた！…できました！」
そのまま抱きついて来ようとするシャインを軽くかわす
ジュワ
A「シャイン、貴方のその能力は何でも溶かすだけの熱があるんですから無闇にものに触ってはダメですよ」
シャイン「はーい」ｼｭﾝ
怒られた後の子供のようにいじけるシャインにユキナは呆れたようにため息をつく
ユキナ「兄さん、ではよろしくお願いします」
そういって呪文を言い始めると髪と手が白く光だす
A「さすがね」
きっと何処かで練習していたのだろう…能力の威力などのコントロールが完璧だった
でも、練習するなら教えて欲しかったわ…
シャイン「作戦を遂行します」
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セレーナ - 続きを書いてほしいわ^ - ^できたら更新停止を外して更新頑張って (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 60c907fcf4 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 早く、続きが読みたいです！更新頑張ってください！ (2018年5月26日 21時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - キャラクターなど、能力とか工夫されていてとても面白いです！！更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！がんばってください！(( o(｀･ω･ ´)o )) (2017年9月25日 17時) (レス) id: 7dd6445912 (このIDを非表示/違反報告)
百龍(プロフ) - 結葵乃さん» 申し訳ございません！レス返すの遅くなってしまいました…！ 面白いと言って頂けて感激です！これからもよろしくお願い致します!! (2016年7月19日 17時) (レス) id: b5156c55ad (このIDを非表示/違反報告)
結葵乃(プロフ) - この小説がおもしろくていつも楽しみにしてます頑張ってください (2016年7月15日 20時) (レス) id: fe87636d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百龍 | 作成日時：2015年10月20日 16時
