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「週刊文春です。川谷絵音さんですよね？」
え「・・・はい。」
そう言って名刺を受け取った。
「隣の方は彼女さんですか？」
え「・・・・・・・いえ。」
「では、どのようなご関係で。」
え「ノーコメントで。」
「なぜ、言えないのですか。」
え「すみません。事務所を通してくれませんか。」
「では、昨夜ホテルにお二人で入られましたよね？」
私はただただ下を向くことしかできなかった。
どうしよう。
いつから？
どこで？
なんで分かるの？
疑問ばかりが浮かぶ。
そんな中、突っ立っている私の手を引いて、急ぎ足で立ち去ろうとするえのんくん。
隠せと言わんばかりに、マフラーを上まで引き上げられる。
そしてそのまま私はえのんくんについて行った。
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ずっと下を向いて小走りしていた。ちょっと止まったかと思いきやもう家だった。
えのんくんは周りをキョロキョロして、家に入る。
何故か、目に涙が溜まっていく。
家について安心した・・・と言うのもあったけど、記者にバレてしまってえのんくんに迷惑をかけたという申し訳ない気持ちのほうが大きかった。
え「ごめん・・・。こんなことになって。」
「ううん。・・・でもどうしよう、絶対写真撮られたよね・・・。ごめんね・・・。」
え「大丈夫、安心して。明日、事務所の人と少し話してくるから。」
そう言って君は優しく私を抱きしめてくれた。
でも、私のせいでもしえのんくんやバンドの皆に迷惑がかかったら・・・。
まだまだこれからって時なのに・・・。
え「大丈夫だから、ね？そんな暗い顔しないで。」
優しく頭を撫でて、涙を指ですくってくれる君。
でも、君の表情は優しさと不安が混ざっていた。
「・・・・・・・・・わかった。」
事が大きくなれば、別れるべきなのだろうか。
大好きなのに・・・。
その時の私には「別れる」という言葉のみが頭に浮かび、感情と現実が全く別の方向へ進んでいく不安のみがよぎっていた。
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けいこ - インディゴの長田カーティスさんが絡んでくるお話読みたいです！笑 (2016年7月6日 11時) (
レス) id: 22c0f97ffa (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - また更新始められたんですね！嬉しいです（＾＾）これからも応援してます！！更新楽しみにしてます！ (2016年4月6日 22時) (レス) id: a37558a261 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - 更新楽しみにしてますね((о(*°▽°*)о))頑張ってください☆ (2016年4月4日 22時) (レス) id: e69de3d517 (このIDを非表示/違反報告)
彩未 - 更新楽しみにしてます頑張って下さい( ^ω^ ) (2016年4月1日 21時) (レス) id: d077207938 (このIDを非表示/違反報告)
天使N(プロフ) - なんか笑わせてごめんですｗｗちょっと不自然だったかね？ｗｗ (2016年1月11日 19時) (レス) id: 543c1d9e9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天使N | 作成日時：2015年11月14日 20時
