真っ黒なアナタ。【Ｏ．satoshi】 (ページ7)

今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:48,496 hit

松本部長ページ7

智「おはよ～、Aちゃ～ん・・・・・助けて～笑」
　

　
　

　
　
　
　
　

「・・・・は？」
　
　

　

　
　

　
　

　
　
　
　
　
・・・・・・・・・ん？！なにこの光景・・・

　

　
　

　

　
　

　
　

　
　
　
　
　
　
　

笑顔であいさつしてきた大野の隣で、
　

　

　

　
　
　

般若みたいな顔してる松本部長。
　
　

　

　
　

　

　
　

　

　
　
　
　

松「おい。またこいつがパソコン一台壊しやがったんだよ。・・ったく」
　
　

　

　
　

　
　

「あ、すいません・・・」
　
　

　
　

　
　
　

松「お前、ちゃんと面倒見とけよ」
　
　

　

　
　

　
　
　
　

だって大野は面倒見ててもやらかすし・・・どうしろっていうんだよ
　
　

　

　

　
　
　
　
　

智「ぶちょーさ、なんでAちゃんを怒るの？俺が悪いのに」
　
　

　

　

　
　

｢バッ、敬語使えよ！｣
　
　

　

　
　
　
　
　
　
　
　
　

松｢・・・なんだ大野・・・・・・俺に喧嘩売ってんのか？｣
　

　
　

　

　
　

　
　
　

　
　
　
　

ヤバいよヤバいよ、この雰囲気。
　
　

　
　

　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
智｢別に売ってるつもりはねぇけど｣
　

　
　

　
　

　
　

松｢・・ふぅ～ん・・・・｣
　

　

　
　

　

　
　

　
　
　
　
　
　
　
松本部長の瞳がキラッと光った瞬間、“ヤバい”って直感した

　

　

　
　

　
　
　
　
そろそろ止めた方がいいなって思って、腕を伸ばすと、私より先に腕を伸ばした人がいた
　

　

　

　

　
　

　
　

　
　
　

｢っ松本部長！！この資料まとめれましたあ！！・・・・｣
　
　

　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　

大野と松本部長の間に立ちはだかったのは・・・・・櫻井君。
　
　

　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
松｢・・・・・ん。あぁ、分かった・・こっち来い｣

　

　

　
　
　
　
　
櫻｢はいっ｣
　

　
　

　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

二人が部長のデスクへと向かうのを見て、はぁ～と深いため息が出た
　
　
　

　

　
　

　
　
　

｢大野・・・・ありがと。私なんかをかばってくれて｣
　

　
　
　
　
　
　
智｢“なんか”なんて言わないで。守りたかっただけだし｣
　

　

　

　
　

　

　
　
　

爽やかな笑顔でカッコいい事をさらっと言いのけた大野に、不覚にもキュンとした