今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:128,466 hit
小｜中｜大
飲んで飲まれて ページ4
．
『無理しないでいいよ』
「え？」
『ごめん、俺、Aちゃんのことなんも分かってなくて』
「いや、そんなこと……｣
『気遣わせちゃってすいません』
平野くんが傷ついてる。
そんな顔させるつもりじゃなかったのに。
「平野くんこそ私に気遣ってくれてるよね、ごめんね」
『……あの、俺は別にそういうわけじゃ、』
「よし！今日は飲んじゃう！」
『え、あ、ちょっと』
その後は、弱いのに何杯も飲んで案の定ベロベロ。
平野くんは一滴も飲んでない。
『Aちゃん！もうやめとけって！』
「ひらのくんなんでのまないの〜」
『Aちゃんを送るからだよ』
「え〜いいよわたしなんか〜」
『いつもいつも私なんかって言う』
「え〜？」
『俺はAちゃんだから好きなんだよ』
「でた〜またそうやって〜」
右から左へ流れていく。
平野くんの顔がスローモーションのように。
あ、もうダメだ。
バタン。
『……ちゃん！Aちゃん！』
遠くで聞こえる平野くんの声がフェードアウト。
そのあとの記憶は一切ない。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 551人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「平野紫耀」関連の作品
設定タグ：平野紫耀 , King&Prince
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおり(プロフ) - なんでだろう！めちゃくちゃ怖い！朧げではあるが覚えている！怖い！何これ！ (2021年5月13日 23時) (
レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：詠夢
| 作成日時：2021年5月5日 23時
